ハヤテのごとく!221話「ビーチに来たからにはやる事がある」感想 西沢さんとヒナギクさん
- 作者: 畑健二郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/04/17
- メディア: コミック
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ギルバートは予想通りあっさりやられました。しかしやられても決してあきらめないのがすばらしい。そういう意味では西沢さんに似ていますね(笑)。
その西沢さんですが、だんだんと羞恥心が湧いてきたようで……。しかしまぁ彼女は特異なキャラクターですよね。今書いたように負けを認めても戦いを諦めないんですよねぇ。それどころか、ライバルを応援してしまうってのはねぇ。
西沢さんの心の奥には「アーたんの抑止力」が有るんじゃないかなぁと思うんですよ。おそらくはあの話を聞いているから自分にも望みがあると信じる事ができているんじゃないかと思うんですよ。
だから、伏線を信じるなら、おそらくは漫画内であと数日後に訪れるであろう、アテネと西沢さんの対面が楽しみでしょうがない。もともと西沢さんは企画初期から「お嬢様のライバル」としてデザインされていたらしいので、もしかしたら当初予定ではアーたんのライバルが西沢さんだったのかも知れませんからね。いったいどうなることやら……。
そんな西沢さんにとって一種の同盟国的な位置にいるヒナギクさんがねぇ。まぁ、ライバルに背中を押されるってのはねぇ。正直西沢さんに惚れ直しましたけどねぇ(笑)。この流れで告白しちゃうのかなぁ。告白しても大勢に影響は無いような気がするのが怖いところです。
ヒナは「女の子」でありたいという願望が強いっていう設定なんでしょうね。でも、周りにいる人たちからは「強い」と思われてしまう。そして、その「強い生徒会長」を自分でも演じてしまうようなところがあります。
だからこそ、ときおり作中で見せる弱さがかわいいんですよね。
期せずして赤毛の女の子と組んでギルバート・牧村さんと別れたエイト?組とビーチバレーをすることになったハヤテは試合が始まる前に自分でも気づかずに地雷を踏んでしまった。
この勝負、次回も1ページで決着がついちゃったりしてね(笑)。読めないなぁ。
ヒナの心の内がバトル展開に結びつくってのは全く予想していませんでした。こうやって後から読むと、今までのヒナ中心ラブコメはこの勝負のために用意されていたのかと思ってしまいます。それはないんでしょうが……。
俺は『ハヤテのごとく!』全体を完結後に見ると、ヒナハムラブコメはサイドストーリーになるんだろうなと予想しています。しかし、そっちはそっちで面白いんですよね。そして、今回の暫定最終回もラブコメとは直接関係ないのかも知れません。なんらかの動きは有るのかも知れませんが暫定最終回とは同期しないじゃないですかね。おそらく、暫定最終回後にアーたんと日本で再会してからが本番みたいな巻次男じゃないかなぁ。
ヒナギクがかよわい女の子でありたいと願っているからこのバトル展開になりましたが、それと同時にハヤテが迂闊なことを言ってしまってこの先の波乱を予感させる展開にもなりました。
この話、あと1ヶ月以上は続くような気がしてきました。
眠くなったし時間オーバーなので今週はこの辺にします。余裕が有ればまた明日……。
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