アニメ『ハヤテのごとく!!』(ハヤテのごとく!2期) 7話 「やきもちとか焼かれたてジャぱん」感想 切なさ炸裂のラブコメパート



ひとそれぞれ思うところは違うと思います……。同じアニメを見ても、同じ漫画を読んでも違う感想を持つと思います……。同じ人でも触れるタイミングによって違う感想を持つとも思います。
それでも、今週放送された話の後半は、普遍的に心を打つのではないかなと妄想しています。


西沢さんとヒナギクさん。2人は同じ男の子のことが好きになってしまい、1人はそれを自分で理解しストレートに表現をしているけれど、もう1人は自分でも認めず当然その気持ちを表現することはありません。
その2人がお風呂場のガラス越しに会話するシーンがたまらないんですわ。ヒナはハム(西沢さん)の気持ちを知っているので「泣いているのかな?」くらいには想像できると思うのですが、ハムはヒナの気持ちがこの時点では想像できていないんですよねぇ。なんとも切ない話です。
この話、それだけじゃなくて、ヒナギクさんの心を支配している過去の出来事、さらには屋敷に残ったナギとマリアさんの2人の心なども描いていて、なんとも複雑な気持ちになります。


ハヤテのごとく!』はこんな感じのシリアスパートだけではないですが、こういう話もときどきあります。突然きます。怖いです。その怖さが魅力なんですけれどねぇ。










ここからは原作既読者向けです。
原作を初めて読んでから何年もたつので新鮮ですね。そういえばハヤテってマリアさんの前では泣くんだなぁと思いました。子供の頃アーたんの前で泣いたように……。


ところどころ、主にギャグパートを端折ってはいますが相変わらず原作に忠実な作りのアニメになっています。81話をアニメで見れる日がやってくるとはねぇ。感慨深いですよ……。俺と同じくらいの人の中には81話をみたらやられちゃう人もいると思うんだな。
来週はうってかわって屋敷組メインの話ですね。「歩の世界」と「ヒナギクの世界」が出会う話はひとまず終わって「ナギの世界」に話が戻るって感じです。


にしても、繰り返すけれど、この状況から2ヶ月ちょっとでこうなるんですよねぇ。わかっているのになんとも不思議な感じがします。