魂の貧しさ、豊かさってあるよね

時々思うんですよねぇ。しみじみ思う。
俺は魂が貧乏なんだな
ってね。


実際にいくら払うかとかいう問題じゃないんですよ。数円でも数万円でも同じ感覚なんですよ。お金を使う時に「本当に良いのか?」と自問自答を繰り返します。その結果、使わないことも多いです。
むろん、衝動買いをすることだってあります。特に本とかねぇ。うっかりやっちゃう。そうするとその後とてつもない自責の念が襲ってきます。使った金額とは関係なくです。数百円であってもものすごく後悔して落ち込むことがあるんですよ。


おそらく、この感覚って一生治らないと思います。持って生まれた性格と子供の頃の環境で貧乏が心の奥の奥まで染みついているんですよ。俺は一生、そう、たとえ宝くじで何億円とか当たったとしても、一生魂は豊かになれそうもありません。一生貧乏なままです。




でもね、魂が貧乏だと心は豊かになれるよ(笑)。だって、おそらく他人が見たら決して豊かではない今の生活がとてつもなく豊かに思えるもん。
狭いけれど住む家があって、ただでもらったけれど犬がいて、車があって、たまに切れるけれどそこそこの給料もらえる仕事があって、その仕事は自分に向いているなぁと思えていて、さらには好き勝手なことをネットに書けるんだもんねぇ。
贅沢しているよね、おれは……。


逆の場合はどうなんだろうね?どんなにいい生活をしていても魂が豊かだから心は貧しいままなのかなぁ。どっちが幸せなんだろう?
両方ともそれぞれそれなりに幸せでそれなりに不幸せなのかなぁ。