アーサー・コナン・ドイル著『緋色の研究』

中学生の頃、読んだんです。読んだはずなんです。
すっかり忘れていてとても新鮮でした。


たぶん翻訳は違うと思うんですよね。当時俺は新潮文庫創元推理文庫を読むことが多くて早川文庫は読まなかったんだよな。なんとなく。でも覚えていないのはそういう理由ではなく単純に内容を忘れているだけです。


ワトスン(ワトソン このあたり訳によって違うんだよね)博士はアフガニスタンの戦場で体をこわしてイギリスに帰ってきます。知人の紹介でシャーロック・ホームズという奇妙な男と出会い、同居することになります。
そして、不思議な事件の調査に乗り出します……。


それだけのことですが、この小説1本で創り上げられたシャーロック・ホームズという強烈なキャラクターは、世紀の境目を2つ越えた今でも愛されています。


すごいね。これはすごい。うっかり買って読んでみてよかった。100年以上経った今でも面白いよ、この推理小説


うーん。ネタバレを回避しようと思うとこれ以上感想が書けない件(笑)。


いないと思いますが、推理小説が好きだけれどこの小説をまた読んだことがない人がもしいらっしゃったら読んで損はないです。鉄板です。
たぶん忘れているであろうシャーロック・ホームズシリーズの他作品も再読してみようかなぁと言う気になりました。