読書感想文 森鴎外著『余興』

不覚にも吹いてしまった……。
えらーい人の「布教活動」につきあわされてしまったかわいそうな人のお話です。


同郷の人たちの集まりの余興で浪花節を聞かなければならないことになってしまいました。興味ある人にとっては面白いのかも知れないけれどあいにくこの話の主人公には全く興味がない世界でした。
そして主人公の主観で言うと語りも三味線もまぁそれは酷い物で……。
でも我慢してそれを何とか最後まで聞き終えました。
ようやく解放されて宴席についたけれどそこで一悶着ってのがこの話の趣旨になります。


わかるね。他の人が「いい、いい」と薦めてきても自分には決して受け入れられない物ってのは意外とたくさんあるから。気を付けないといけないよね。自分でも。


感想文は書きづらいけれど話として面白かったです。