読書感想文 森鴎外著『寒山拾得』『附寒山拾得縁起』

もう最初に結論を書いてしまう。
とても恥ずかしい事なのかも知れないんだけれど、俺にはこの小説の意味がわからなかった。オチがわからない。頭の中を「?????」がくるくる回っています。
寒山拾得』を読んだ後はもちろんのこと、その解説に当たるのであろう『附寒山拾得縁起』を読んでもまだわからない。どういうことなんだろう?


文章を読み解いて理解した話ではないので、推測というより妄想なんですが、もしかすると『寒山拾得』ってのは神なり仏なりが生まれる瞬間を描いた話なのかなぁとも思いました。神とか仏っていうのは実はそれぞれの人にとってそれぞれ違うみたいな東洋的な宗教観を描いたのかなぁと。
それを『附寒山拾得縁起』で描いたのかなぁと。


まぁなんとも感想を書きようがない小説です。うーん。気になって眠れなかったらどうしてくれよう(笑)。