漫画家バックステージ畑健二郎 Vol.254 感想2日目

バックステージの感想を2日に分けて書くとはねぇ……。



鉛筆が走る。
そうだ。
集中すれば2時間で終わる仕事なのだ!

絵が描けなくて物語が作れない以上むろん漫画など書けるわけがないのでわからないのですが、これって速いのかな?
漫画家全般がそうなのかはわからないですけど、俺の仕事の仕方に似ているなぁと思いました。


プログラマーとひとくくりにされますが、いろいろなタイプの人がいます。設計書を読み、足りない部分も人に聞いたり絵にしてみたり脳内で考えたりしてしっかり着実に一歩一歩設計して実装していくタイプ、大まかな雰囲気をつかみ、ある程度動く物を作ってからブラッシュアップしていくタイプ、脳内で一気に設計を終えて、後はひたすらコーディングしていくタイプ……
俺自身を分析すると、時と場合によって上記3タイプのどれになるか変わるような気がしていますが、自分の力が最も発揮されるのは3番目のタイプのプログラマーとして働いた時なのではないかなぁと思います。他の人だと何日もかかると言われていることが数時間で終わることも稀にありますから。もちろん、実際に作った後に地道なテストはあるのでトータルとしてかかる時間はそこまで差はありませんね。
ほんと、めちゃめちゃ気持ちいいんですよねぇ。ぼーっと考えて、こんなことを書くと怒られそうですが便利な時代なのでネットサーフィンとかしてみたり、うろうろ歩き回ったり、たばこ吸いに行ったりしている時にひらめくんですよね。で、それを実装している最中は周りが全く見えなくなります(笑)。迷惑なやつですよね……。
本当に充実した瞬間って数秒なんですよねぇ。そのあと脳内でそれを検証したりするのがせいぜい数分。後の数時間はそれをコードに落とすという単純作業です。
まぁ、それがまともに動くとは限らないのですけれどね、でもそれが面白くもあります。


やっている仕事の方向性と対象となる人の数が全然違うので、こんなことを言っては失礼なのかも知れませんが、ちょっとだけ畑健二郎さんに親近感を持ちました。