ハヤテのごとく!246話「最強 VS 無敵」感想 魔球投手畑健二郎
そういえば今日は文字が多いのに絵がなかった。さびしいのでにぎやかし〜
- 作者: 畑健二郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/10/16
- メディア: コミック
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2週目残ったか……
さて、今週の246話
おおっ!すげー!!まるで少年漫画みたいな展開!!!サブタイトルもかっけー!!
という印象に水を差しますが、2ページ目の煽り、なんか観点ずれてないか??(笑)。今回の話、執事関係ないじゃん。
眠たいし書きづらいってのもあるのでいつものスタイルではなくベタのテキストで書きます。
まず、ハヤテが主人公という観点で今回の話を読んでみます。そうすると王道展開ですね。主人公がピンチに陥ったまさにその時、長老的ポジションのキャラが主人公を助けに来る。そんな展開。
続いて伊澄が主人公という観点で今回の話を読んでみます。
今まで自分の才能で勝ち続けていた主人公が、初めて自分と同等、あるいはそれ以上の力を持つ敵にぶち当たる、そんな話です。
そしてアテネは、そのどちらの場合も倒すべき最強の敵、そして、この展開だとおそらくは戦いの後「宿敵」と書いて「とも」と呼ぶような間柄になるキャラクターという印象を持ちます(笑)。
どこをどう読んでもごく普通の漫画的な展開ですよね。今回の話に限って言えば。
この漫画、これができるんですよね。脈絡無くできる。もともと登場人物を共有する複数の物語が集まって一つの作品になっているのでこういう展開の話を混ぜ込むことも違和感なくできてしまいます。
この漫画、普段は一風変わった展開をすることが多いように見えますが、それだけにこういう直球勝負の話が来るとそれはそれで気になる物です。何が来るかわからない。直球かと思うと手元で無駄に大きく落ちて脱力する。変化球かと思うとど真ん中に直球が来て思わず見送ってしまう。魔球投手畑健二郎ですね(笑)。
おそらく今週の話は当初の計画時から用意されていたものでしょう。しかし、もしこの路線を求める読者が多いと思ったら、当初のプランを崩さない程度に同様の物語を後から追加することもできると考えています。それが『ハヤテのごとく!』が持っている構造。私は偶然だと思っていますが、偶然だろうと最初から考えていようと結果的には畑健二郎さんが産み出すことになった構造。
おそらくはロイヤル・ガーデンと飛行石(王玉)の秘密を知っているであろうアテネと伊澄。この2人の戦いはどっちに転ぶのか?そして戦力不足で蚊帳の外に置かれてしまった借金執事の命運は?さらには、ここまで感想を書き進めていてすっかり忘れていることに今さら気づいたメインヒロインやサブヒロインたちはどうなるのか?(笑)
伊澄とアテネの勝負に決着がついたとしても、その先どうなるのかがさっぱりわけわかりません……。なんか悔しいよね。一見根拠がある妄想すらできないってのはね。
いつもよりだいぶ遅くなったのでおねむです。今日はこれでお終い。多分また明日ハヤテネタ。
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