「安全地帯」にいると思いこんでいるマスコミの言葉は言葉に響かない……

なんというか、酷いね。ネットの匿名掲示板で発言する人のことを卑怯とか言っている場合じゃないでしょうね。出版社に守られて発言している人の方がよっぽど卑怯でしょう。

また『週刊新潮』も、元横綱貴乃花から訴えられた。賠償金額は400万円ほどだったが、判決文に「新潮社の社長に監督責任がある」とあったことに驚いた。

驚いたんだ!驚いたことに驚いた!




会社がなんか不祥事をやらかしたら、その会社のトップがあやまっているよね。なんかしらんけど。普通に謝っている。本当のところはわかっていなくても、部下から報告を受けて謝っている。そして、細かいところまでは押さえていないってしっていながらメディアの皆様はきっつい質問をトップにぶつけている。
なのに、自分たちの身になると「トップに責任が及ぶとは何事か!?」と言っちゃうんだ。いつも恫喝しているのに恫喝されると怒っちゃうんだ。


あーあ……




一般大衆(笑)の庶民感覚(笑)では理解できませんね。






先日書いたけれどメディアというか、いわゆるジャーナリズムが持っている役割のうち、「多くの人に知らしめる」という要素では既存メディアはその影響力を失いつつあると思います。だからこそ、生き残るためには残された要素、「情報収集及び記録」「分析」に注力するべきだと思います。そして何よりも、もし本当に(自分たちに与えられているそれだけではない)言論の自由を守るという意識があるのだったら、権力に対して隙を見せないことも大事なのでは無かろうかと私は思います。