ハヤテのごとく!246話 感想2日目



悪役組2人のお話。こういう場合、悪役にもそれなりの過去があってってのがクライマックスへの過程で明かされるのですが、マキナ以外の面々はすでに明かされているという。アテネに至ってはそっちの立ち位置だと読者が知る前に強烈に明かされているという……



この漫画ではあまり見られないバトル漫画チックな貴重なシーン。
このアテネのシリーズが終わると
もうしばらくこういう少年漫画的バトルシーンは予定にないので
真正面から描いてる感じです。

予定にはないけど、たぶん入れようと思えば入れられると思うんですよねぇ。昨日も書いたけどね。

それでは次週、圧倒的な力を持つアテネに対して
伊澄は太刀打ちできるのか?
この戦いの結末や如何に?!

この煽り、状況的には全く正しいのですが、主人公とメインヒロインが誰なのかと言うことを考えるとかなり不思議な感じがしますね(笑)。




俺は、畑健二郎さんが自分の思うように『ハヤテのごとく!』を書き進めるだけで、連載終了後何十年かは残る作品になると思います。でも、週刊少年漫画雑誌への連載というのはそんなに甘い物ではないらしい。変わりゆく読者の嗜好に合わせて、常にそこそこの人気が有るポジションがないと連載を維持していくのは難しいでしょう。『ハヤテのごとく!』はある程度自由にやれるポジションまで来ているとは思いますし、それをうかがわせるような話も何度か読まさせてもらいましたが、それでもやはり読者の嗜好、それはネット上での感想とかそういう狭い話ではなくもっと広い範囲まで眺めた嗜好ですね、それに合わせなければならないと思うんです。
もし仮に、今回のバトル展開が多くの人の支持を受けるような事があったら、こういう話が今後多くなる可能性も十分ありうると思っています。


でも、俺は心配していません。おそらくあらかじめ決められたエンディングにはたどり着くことができるはず。
編集部の企画による「コナンサンタ」まで物語の中に取り込んだ作者ですから。自分が目指す方向とは違う読者の嗜好も物語の中に取り込んじゃうんじゃないですかね?