2010年大学入試センター試験 地理Bを解いてみた。

今年もやってみました。こういうのって紙の方がいいねぇ。



あっ、いちおう誤解を生まないように書くと、おれは教師でも塾講師でもないしそもそも本番のセンター試験を受けたことも無いです。その前身の共通一次世代です。当時は「地理だけが異様にできる受験生」でした。それ以外の科目はかなり残念でした(笑)。なので、当時の共通一次試験がベースになっていた行きたかった国公立には落ちて、地理マニアが集う学校になんとか受かったっていう経歴を持っています。地理には相当自信があったけれど、そういう連中を集めた学校に行くとね。もうね。みんなそんなのばっかりで笑えましたよ。意図的に集めている訳じゃないけど集まるんだよねぇ。不思議と……。




第1問
問1 1
A高原はギアナ高地。詳しくないけど幼年期地形なので長期に渡るに該当するかなぁと。むしろ消去法で、B山脈はウラル山脈で古期造山帯だったはず。C川はガンジス川で河口付近は三角州。D島はタスマニア島で火山があるという話は余り聞かない。


正解は 1


問2 2
あんまり自信ないけど、アにあたるモロッコ付近は地中海性気候なので夏は雨が少なく、エにあたるナイジェリアとかカメルーン熱帯雨林気候なので夏にも雨が多いかなと言う程度。


正解は 2


問3 5
カは熱帯雨林でキがタイガでクが砂漠。バハカリフォルニア付近は砂漠っぽいところのはずなのでね。


正解は 5


問4 2
2か4なんだよねぇ。チベット高原と砂漠ってどっちが寒暖差激しかったっけかなぁ。


正解は 2


問5 1
かな?俺の時代と言葉が違うような気がします。ラテライトは低緯度でポトゾルは低緯度だったから消去法。


正解は 2


問6 2
この地形図を見て堆積活動が活発に見えるようだったら眼科に行った方がいい。堆積活動による地形は平坦なんですよね。三角州とか扇状地とか砂州とかね。


正解は 2


第1問は16点。満点。やったー!




第2問
問1 1
1だろ?どう考えても。右上が高いってだけで判断すればおk。


正解は 1


問2 3
やませって最上地方に吹くとは思えないのだが……。岩手県だろ常識的に考えて。


正解は 3


問3 3
地理の問題ではないな。グラフの読み方の問題だ。


正解は 3


問4 3
これ間違えると恥ずかしいのだが……図で3cmくらいなので、600mってことはないかなと。計算まちがってるかな?(笑)。等高線からぱっと見わかるような河岸段丘はないけれど、土地利用とか道の切り方をみるとあるような気もするからこれにしました。


正解は 3


問5 3
竹林ではなく荒れ地になっているように見えます。


正解は 3


問6 4
これも狭義の地理とは無関係だね。グラフを見る問題。


正解は 4


第2問は18点。これも満点。恥をかかないですんだ。




第3問
問1 5
アが輸入量であることは日本がリストアップされていることから鉄板。産出量と輸出量の見分けは需要地域に近いか遠いかで判別しました。


正解は 5


問2 2
1が水力が多いことからカナダで3は原子力が多いことからフランス、2と4の争いだけれど、4には原子力がないからロシアではないなと。


正解は 2


問3 3
まだレアメタルをリサイクルシステムは開発途上と聞いていますが……


正解は 3


問4 1
日本でもセメントって石灰岩の産地の近く作られているよねぇ。秩父とか宇部とか。石油化学工業と衣服製造業のどちらが労働集約的かというと衣服製造業でしょうね。


正解は 1


問5 6
スが自動車であることはアメリカのデータから想像がつく。粗鋼はサ。なぜかというと韓国に比較的でかい○があるから。


正解は 6


問6 1
これはわからん。2が銑鉄で4がビールだと思うんだけれどなぁ。精糖と冷蔵庫の区別がつかない。あやしいよなぁ。


正解は 2


第3問は15点。1問間違え。まぁその方がいい。だって20数年前の本番でも満点取れなかったんだからねぇ。




第4問
問1 1
うーむ。2は最近おじぎしているからヨーロッパの都市人口、3がアフリカの農村人口で4がヨーロッパの農村人口なんじゃないかなぁ。


正解は 3


問2 2
うーむ。メキシコ湾岸は石油ではなかったかな?


正解は 2


問3 2
うーむわからん。2か4。ヨーロッパの農業政策には疎い。


正解は 2


問4 4
団地の高齢化は社会問題にもなっていますね。それ以外の情報は無視の方向で……。


正解は 4


問5 4
1か4なのですよ。うん。出題者の意図を汲むと4なのかなと(笑)。


正解は 3


問6 4
これも出題者の意図を汲んでみたw。そういう意図がある人が作った問題なんじゃないかな?だとするとわかりやすくてありがたい話。


正解は 2


第4問は8点。恥ずかしい。たくさん間違えた。




第5問
問1 5
ウがBのポーランドであることは顕か。問題はアとイなのだけれど、1500m以上の面積が広い方がCのオーストリアなのではないかなぁと思いました。

正解は 5


問2 3
だよねぇ。黒海沿いだもんな。


正解は 3


問3 6
Eがルールザール。Gが北イタリア。そこから結論。


正解は 6


問4 1
ははは。よくわからんので単に地理的な隣接条件から類推しました。輸出入ともに2位にベルギーが入っているところがオランダ。輸出の2位にスペインが入っているところがフランス。


正解は 1


問5 2
ベルギーとスイスの言語に関する問題ですね。スイスは確か複数の言語を公用語にしていて、さらにスラブ語に分類される言語はなかったはず。


正解は 2


問6 4
謝れ!イギリスに謝れ!!イギリスってまだユーロ導入していないよねぇ。その知識が間違えていたら恥ずかしい(笑)。


正解は 4


第5問は17点。意外と間違えなかったな。




第6問
問1 2
中南米に○がついている国が見あたらないのだが……。


正解は 1


問2 6
うーんこの問題苦手だ。わからん。一人あたりの出産数からだけ憶測しました。


正解は 6


問3 3
日本からのブラジル移民は農業をしたはずだよね。


正解は 3


問4 1
解答するのは簡単なのだが、どうも選択肢から悪意が感じられるので設問が好きになれませんね(笑)。


正解は 1


問5 6
カがNAFTAであることは明白。問題はCISとASEANASEANにはシンガポールがあるのでASEANをクにしてみました。


正解は 6


問6 1
うーん。あてずっぽう。インターネット普及率がが50%を越えている国ってこの中ではどこなんだろうねぇ。


正解は 2


第5問は11点。絶対の自信を持って間違えてますね(笑)。




合計点数は。うーんと……。85点かな?まぁ本番の共通一次でも自己採点間違える程度の算数力なので。




まぁねぇ。なんか納得いかない。今年はだめだ。試験感がにぶっているのかもねぇ。