読書感想文 高橋留美子著『境界のRINNNE』3巻

1本だけ書いて調べものしたりコードと戯れたりするか……。




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境界のRINNE 3 (少年サンデーコミックス)

境界のRINNE 3 (少年サンデーコミックス)

買ってきて読んだので感想を書こうと思うのですが、コミックスになっても感想が書きづらい事に変わりはないわけで……。というか書きようがない。




こうやって続けて読むと「ああ、高橋留美子的ラブコメだなぁ」とはっきり感じますね。お互い惹かれ合っているのにまったくかみ合わないりんねと桜が笑えます。作者カットの他作品言及になってしまいますが、こうやってみてみると、『めぞん一刻』と『うる星やつら』はラブコメとしては単純だったんだなぁと思います。この2作品では素直になれないのは片方だけでもう片方、つまり五代とラムは相手にはっきり自分の気持ちを伝えてますからねぇ。両方とも素直になれないパターンに比べると単純かなぁと。


しかし、『境界のRINNNE』はラブコメ要素はあくまでも要素の一つのように思えます。面白いんですなぁ。ふいに笑ってしまう。言葉だけではなく絵が描いてあることによる面白さ。最近の流行りをパロディにしたような所だけではなく、内容と行動の重み付けのミスマッチみたいなところが面白いっす。大技「バイブルコーナークラッシュ」はしょーもないんですがなぜか笑える。あとは「熟女好き」か。ひどいオチです(褒め言葉)。


「死」という、世間一般では笑いの題材にすると眉をひそめられる事象を扱うギャグ漫画。果たして、これを「面白い!」と捉える人がどのくらいいるのかはわからないですが、俺にとっては面白いです。