『ハヤテのごとく!』23巻 24巻 感想

と言っても自分の感想は既に書いたのでね。

今日は俺がこの本を貸して読んでくれた人から聞いた感想を一言だけ書きます。属性を細かく書くのは自重します。なぜならサイトバレしているから。迂闊なことを書くと(自粛




彼女がいうには、納得いかないと。
どこが納得いかないのか。それは……


両方が手にはいることに納得が行かない


なるほどなぁと思いました。
確かにハヤテはナギに忠誠を誓いつつアテネも受け入れたわけですからね。そしてナギもアテネもハヤテを受け入れている。
俺はもともと推理小説しか読まない人でね、推理小説ってのは、行ってしまえばその「納得いかない」展開が前提に成っているところがあるんですよね。謎が解けて犯人も捕まる。そうでなければ推理小説としてなかなか成立しづらい。たまーにそうでないのがあるけれどそれはそれで論議を巻き起こすみたいなねぇ。
その代わり推理小説の場合は解決に至るまでの謎の呈示が魅力的であったり、謎の解決が魅力的であったりするんですよね。


そんな、言ってしまえば「わかりやすい」ジャンルを好む読者からすると、ハヤテ23巻24巻の展開はこの展開で容易に受け入れられるんですけどね。確かにこの流れはあまりに予定調和的だな。


しかしまぁ、感想を聞かせてくれた人は262話以降はまだ読んでいませんので、それを読むとまた感想は変わるかも知れませんね。
自分とは違う切り口の感想を読んだり聞いたりするのは楽しいです。