東京メトロ千代田線の細かくて伝わりづらい配線変更



いつごろかなぁ。ふと違和感を持ったのですよね。揺れ方がいつもと違うなぁと。自慢ではないですが、かれこれ30年くらい千代田線に乗り続けているのでね。揺れ方でどこを走っているのかくらいはわかるんですよ(笑)。


変わった場所は綾瀬から代々木上原方面に行く方(A線)の大手町駅です。大手町駅新御茶ノ水駅の寄りには両方の線路に行けるポイントがあるんですよね。なんというか表現しづらいのですが……

って感じになってました。これで何が起こるかというと、ポイントではカーブに付き物の外側と内側と高さの差ってのが出せないので、かなりの原則を強いられる上に電車が揺れまくるという状態になります。実際気を抜いていた人が吹っ飛んだことを何度か見たことあります。
ところが、最近なんか減速が甘い。なのに揺れない。おかしいなぁと思ったら配線いじってた。1度しか見てないから間違っているかも知れないけど……。



千代田線開業時には大手町止まりだったので大活躍だったこのポイント(両渡りとかシーサスとかいいます)も、最近は非常時にも活躍することはめったにないですね。東京メトロは何かあると全線運転見合わせを基本運用にしているみたいなので。
片渡りが有れば非常時に最低限の仕事はできるでしょうしね。


霞ヶ関駅でも同様の配線がありますが、そっちは代々木上原方面から綾瀬方面(B線)が減速する必要があって、かつ駅を出た直後だからそれほど問題にはならないのかな?
ずいぶん前に綾瀬北千住間を1日止めて東武との交差部をいじって以来の目立ったスピードアップですね。数秒から数十秒かも知れないけど朝のダイヤを考えるとこの余裕は相当大きいでしょうねぇ。