ハヤテのごとく!283話「たいていの苦労は誰かの側にいるためにある」感想 少女たちは普通を目指す

ハヤテのごとく! 25 (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! 25 (少年サンデーコミックス)

今月だ。ずいぶん待った感じがします。


感想サブタイトルの件はまとめで書きます。



仮想今週の1コマ

16ページ目1コマ目のヒナギクさん

ポイント

扉絵

こういうのも「扉絵詐欺」っていうのだろうか?いや、「扉絵詐欺」って言葉今思い付いたんだけどね。

見つかったら死ぬ

もしかして、タマが屋敷の外で放浪した話はこの話の前振りだったのかもね。そしてこの話もまた……

台車最強

これは確かにいいアイディア。やばい物を運ぶときはこれに限る(笑)。

すれ違う2人

この2人の場合、お互い好きあっているのにすれ違っているわけではなく本気ですれ違っているのでなんともまぁ始末が悪い(笑)

オチ

まとめでね。うん。



まとめ

えっと。こんな話になるとはねぇ。涙を見せないで去ったはずのヒーロー(実はヒロイン)さんがめろめろになっちゃうとはねぇ(笑)。
上にも書いたように、通常のラブコメとは違って、ハヤテとヒナギクの場合はお互い好きあっているのにすれ違っているわけではなく本気で天然ですれ違っているので切ないよな、っていうかリアルだよな。
タマがこの先どうなっちゃうとか忘れる様な展開でした。


さて、表題の件。
先週こんな記事を書きました。

そういえば、作者が考えている西沢さんが普通である、普通でいなければならない理由ってのを推測しようとしていた時期もありました。で、一つ突拍子もないアイディアが浮かんでいたんですよね。たぶんここに書いていると思うけど。思い付いたら何でも書いていたからなぁ、あの頃は。


本題に戻ると、もしかしたら『ハヤテのごとく!』に登場する女の子たちの目標は西沢さんなのかもしれないと思ったことがあるんですよね。
強烈な属性なり特徴なりを持つヒロインたちが「普通」を目指す物語、という側面もあるのかなぁと思い付いたことがあるんですよね。
当時、なんとなくですが、この物語の登場人物たちの属性はどんどん変わっていくのではないかという予感がありました。ナギのビジュアルが変わるという極端な空想もありましたが、実際、ナギは「大金持ちのお嬢様」では無くなっちゃいましたからねぇ。ヒナギクさんも恋をすることによって、登場当初とはずいぶん違うキャラになってますし、西沢さんも116話以降内面がずいぶん変わりました。それでも西沢さんは普通ですが……。
今後もどんどん登場人物の属性なり特徴なりは変わって行くのではないかなぁと想像しています。作中で示唆されている事で言うと、マリアさんがメイドでは無くなることもあるかも知れません。それがこの漫画の終了を告げる変化になる可能性もあるし、そうでない可能性もあります。この漫画の場合、登場人物の属性なり特徴なりが変わることが物語の流れとは必ずしも一致する必要が無いってのが予想を難しくするところです。
ハヤテが執事じゃなくなることだって十分あり得る話なんですよね。しかも、それで物語が終わるのではなく、そのまま続くって事もあり得る話。


今週の話に戻ります。


オチのコマ。この漫画で言うと最近は最終ページ(16ページ目)1コマ目固定ですが。そこでのヒナギクさんがね、なんか西沢さんに見えたんですよね。登場当初のスーパー美少女生徒会長はいったいどこに行ってしまったのかと。ハヤテをからかったあの余裕はどこにいってしまったのかと。普通の女の子になっちゃってるなと。
今週の話を読んで、昔思い付いたことを思い出してしまいました。
実際、この漫画の登場人物の多くは、父親がいて、母親がいて、弟がいて、豊かではないけれど家族で暮らしていて、勉強もして、恋もして、っていう学生生活に憧れているのかもしれませんね。


この漫画で一番幸せなのは西沢さんなのかもしれない。もしかするとアテネも西沢さんと知り合ったらそこを目指す様になっちゃったりしてね。




いつも以上に日本語がイマイチな気がしています。読みづらくて申し訳ない。
今日はこれでお終い。




私がこの漫画にこれほどまでこだわっている理由とその説明です。