ハヤテのごとく!290話「ガンダーラは求めれば遠ざかるように出来ている」感想 王道展開

そうかぁ。そういうこともできるのかぁ。そうだよなぁ。



仮想今週の一コマ

14ページ目1コマ目、かな?

ポイント

扉絵

やはり本編に関係ない人を出すって事か。来週ヒナギクでるのかな?そういう法則性はないのかな?

才能

実はこの展開、すごくね?やっぱナギすげーや。

踏切

よくぞ無事に通り抜けた。

西沢さん

ブコメヒロイン以外にも役割があって忙しいです。

似たようなこと

ルカかねぇ。だよねぇ。この流れは……。

屋敷

まとめで。

ハルさん

こういう役回りになるんだなぁ。ちょっと前までは想像もつかなかった。

まとめ

3つあるんですよね。
まずは西沢さんからかな。なんせこの漫画を俺が読むきっかけになったキャラだからね(笑)。
今週はナギの「友だち」としてのお役目を果たしつつ、東宮くんの「天敵」としての地位を固めようかというところだなぁと。
主人公たちと同じ学校にも通って無くて、出てきていきなり振られたキャラがこんな役回りになるんですからわからないものですねぇ。




続いて、ナギの1つ目ですね。
なるほどねぇ、と思ったですよ。
財産を失っても全く動じなかったのは自分の才能を信じていたからなんだなぁと。自分の才能を持ってすれば、昔の生活には簡単に戻れるという根拠がない自信が彼女にはあったんですね。ハヤテが出会う前から暮らしてきたあの屋敷に未練がないわけではないんだね。そして、面白かったのは、そのことはマリアさんにはわかっていたってことですよね。
読み返してみて、なんとも言葉にしづらい感想を持つようになってしまいました。




さて、最後にもう一つナギです。
ナギ、すげーな。
もしかすると、俺は作者が思っても見ないところに感心しているのかも知れないですけれどね(笑)。
13才にして、自己の才能と他社の才能を比較できるってすごいと思うんですよね。もし、ナギの天才設定はここの伏線にもなっているとしたらそれはそれで別の意味ですごいですけれどね。それはないかなぁ。
そうそう。それでね、289話と290話でナギが自分の才能の限界に気づいた訳じゃないですか。これって、職業漫画などでありがちな王道展開なんですよね。
自分ではそこそこできると思っていた主人公が本当の才能と出会い実は井の中の蛙だったことに気づき、そこから成長していくっていうテンプレート通りの展開になりそうな雰囲気があるんですよ。
この漫画、そういう漫画でしたっけ??(笑)


ハヤテのごとく!っていう漫画は、ほんと、なんでもできるんだよなぁ。そういう漫画だとは思っていたけれど、いざ目の当たりにするとやっぱり衝撃を受けます。
しかも、この展開、先が読みづらいんですよね。通常の漫画なら、主人公がその道を進み成長していきいつかは成功するっていう流れが見えるんですけれど、この漫画の場合、そもそもこの展開自体が全体の中でのサイドストーリーである可能性が高いので、主人公が、この場合はナギが主人公ですけれどね、主人公が途中で別の道に進む可能性も十分ありえるんですよねぇ。だから先が読めない。
作者の言葉を信じるなら足橋先生は当初予定されていたキャラで、ということはもともとナギを導くという役回りを与えられていた可能性が高いと思うのですが、実はそれ以外にも役割がある可能性だってあるんですよねぇ。今週の西沢さんみたいにねぇ。


個人的に、こういう王道展開の漫画は、楽しく読むことはあっても新刊コミックスまでは買わないです。古本で買ったり漫画喫茶で読んだりはするけど。だから、もし仮にハヤテのごとく!がアパート編からスタートしていてこの展開になっていたとしたらこんな風に感想を毎週書くなんて事はありえなかったです。
読んでいたとしても、勝手に「はいはい、このパターンね、了解」と理解していたでしょう。たとえ、その先にどんでん返しが用意されていても真剣に読んでいないんだから気づかなかったかも知れません。


ほんと、どう転ぶかわからないですねぇ。ハムスターが出てこなければ読み始めてないし、マリアさんがあんなセリフを言ってなければここまではまることもなかっただろうし……。




来週はまったくわからないな。今週の続きかも知れないし別の話かも知れないし。数話完結の流れで翌週を予想するのは無理だし無意味だ。


今日はこれでお終い。頭をクールダウンして寝る。とても眠たい。




私がこの漫画にこれほどまでこだわっている理由とその説明です。