プロの技を見た結婚式

昨日は後輩、というか飲み友だちの結婚式でした。もうすぐ無くなってしまう赤プリのトップオブ赤坂で開催された2次会にお呼ばれして行ってきました。普通に飲んでしまいましたが、久しぶりに会う人たちもいて楽しい集いでした。




さて、結婚式ではよく2人の生い立ちビデオが流されますよね。そのビデオがすごかった。
作ったのは別の飲み友だち。テレビの仕事をしている、言ってみればプロです。何百万人に見せるための映像を作っているプロです。やっぱ違うんですよ。ここまで違うとは思わなかった。びっくりしました。
効果とかそういう技術的な面ももちろん違うんでしょうが、それが決して目立たない。むしろシナリオがね。ちゃんと物語になっているんですよ。ビデオが流れている間、別の友人と小声で話していたんですが、その可否はともかく、途中でオチがわかった。っていうか、そもそも〆にオチがあるってのがすごいなぁと思いました。結婚式の生い立ちビデオというフォーマットが持つ制約の中で、そのオチに至る過程を自然に、しかしメリハリは効かせて見せる技術があるからこそそれができるんだろうなぁと思いました。


おれの飲み友だちは、まだ進路が決まっていない時期に通うことが多い「高校」がベースになっているので、自然と業界がばらけています。いつも飲んでいるメンバーが普段何をしているか実はよく知らなかったりします。時々話を聞いても遠い別の世界を知るという以上の感慨を持てなかったりします。
こうやって、実際にその仕事を目の当たりにすると、必要以上に感心すると同時に、自分自身の仕事で他の人をこうやって感心させることができるのか?と自問自答をしてしまいますね。