もはや「国難」とか言ってるレベルじゃないんじゃないか?

朝、家族にたたき起こされた。状況がまったく見えてなくてのんきに飯食ってコーヒー飲んだりしてたけど、「もうすぐ停電!」と何度も言われてやっと目が覚めた。夕方の6時じゃなくて朝の6時かよ!
と思ったけれど松戸市防災無線で停電中止の連絡。とりあえずテレビも消えてないしPCを使ってネットで情報を得ることができてます。第1と第5に分類されているらしい。朝と夕方の両方とまる可能性があるのか、地域の微妙な違いによって異なるのか……
でも、今日はお休みにします。無理すれば行けるんだけれど遠距離通勤はリスク高すぎ。どこで何が起こるかさっぱり読めない。当然こういうケースは初めてですからね。
ビデオの予約録画とかしている人は全滅ですね。こりゃ。まぁそんな小さいことはどうでもいいですけれどね。




被災者のみなさまには腹立たしい言葉遣いになりますが、今、日本が置かれている現状は人類が困難に立ち向かうための壮大な実験になっているなぁと思えます。ある程度、生活レベルが上がってしまった地域を未曾有の大災害が襲ったってのは阪神で一度経験をしている。しかし、あの時は世界的な金融センターになっている東京はほとんど無傷だったのですよね。もうしわけないけど。製造業とかでは世界中に影響があったでしょうけれど。でも、あの時は私新潟にいたからなにもわかってないんですよねぇ。実は。東京勤務だったらまた違う感想を持っているのかも知れません。
当然、止まってはいけないところでは自家発電など対策は取っているはずです。しかし、それが一斉に稼働した場合実際どうなるのか?というのは誰も経験がないわけでして、それこそ実験するわけにはいけないわけで、この本番が実験になってしまうのもやむを得ないでしょう。
そして何かが起こってしまった場合、その影響はもはや国内にはとどまらない可能性は決して否定できないんですよね。恐ろしいことに。
津波などで実質的な被害に遭われた方を「被災者」と思ってましたが、東京近傍に住むわれわれだって、とても軽微ではあるけれど被災者なんでしょうね。決して他人事ではない。あたりまえだけど。


日本がこの困難を乗り越えることができれば、その経験はおそらく今後世界中で役に立つはずです。そして、日本国外でもこのタイミングでしかできないようないろいろな経験をする人がいるはずです。
保険の支払いなど、世界金融市場に直接的な影響がでることは避けられないと思いますが、それ以外にもこの超巨大地震では今まで誰も経験をしたことがないようなさまざまな影響が出てくるのでしょう。