au夏モデル 攻めてるんだか守ってるんだかとにかくすげぇ

目を疑ったね。まじですか!?と。
とにかく目を惹いたのが3機種もあった。「INFOBAR A01」、「G'zOne IS11CA」、そして「AQUOS PHONE IS11SH」です。


これ、全部いわゆるスマートフォンAndroid搭載機なんですよね。


スマートフォンシンパではなく、仕事上でも特に興味を持って接しているわけでもないのだからだとは思いますが、ぶっちゃけ見分けつかないんですよね。並べてみればわかるよ。でも、一目で見分けられるっていうマシン*1がないんですよねぇ。
たとえばドコモの夏モデル
当然中身には工夫を凝らしているけれど、外見はスマートフォンの文法に従ったものじゃないですか。
ないですか?って同意を求めてもしょうがないかな。俺がそう思うだけなんだから。
しかし、冒頭に挙げた3機種は明らかに違う。見た目が違う(笑)




これって、2つの見方ができると思うんですよね。1つは、スマートフォンで出遅れたauが攻めに出たという見方。最初はそう思った。けど別の見方もできる。auは過去の成功体験をもう一度繰り返そうと守りに入ったという見方です。
機能とかではなくデザインで一線を画した機種を投入し、さらにはサービスを前面に押し出したCMを大量に打ってイメージを挙げたんですよねぇ。去年の秋頃からの流れをみると、同じ事を繰り返そうとしているように見えます。


攻めているのか守っているのかはともかく、機能面で気になったのは、国際ローミングです。ちょっと友人に頼まれてつい最近調べたんですよ。auスマートフォンGSMローミングに対応していなかった。それが今回どうなったかざっと調べてみたらIS11SHとIS12SH以外は対応しているっぽい。


今回の端末、国内での評判よりも海外でどう捉えられるかって興味有りますね。シャープのテンキーつきのは日本国内での使い勝手を考えて生まれたデザインと機能でしょうが、INFOBAR と G'zOne は、むしろ海外で受けそうな気がするんですけどねぇ。見た目のインパクトはかなりのものです。内容関係なくそれがなにであるのかがわかっちゃうんだもん。


ついこないだ普通の、いわゆるガラパゴスケータイに買い換えたばっかりなので現実的には難しいんですが、この選択肢が与えられたら、とりあえずスマートフォン買っちゃってもいいかなぁと思ったかも。もちろん予算とのかねあいという越えられない壁はありますが。
個人的にはテンキー付きのを使ってみたい。使いやすいのか使いづらいのかわからないけど使ってみたい。外見だけだと普通のケータイじゃないですか。Androidが搭載されているってだけで。もし使い勝手面でもそんな印象を持てるとしたら面白いなぁと思うんですね。ケータイのOSがAndroidなだけ、というかそのことにすら気づかずなんの感慨もなかったらすごいよな。


OSがどうこうとかいうのは、使う人にとっては究極的にはどうでもいいことなんだろうなと思うんですよ。最低限の同じ機能を持ち、多くのソフトが動かせるプラットフォームならそれでいい。もし、いろいろなデザインやいろいろなギミックを持つ端末が選べるのならなおいい。
今回のauの端末が成功するかはわからないですが、もし成功したらスマートフォンは次の段階に進み、ルールが変わるかもしれませんね。




でも、個人的に「面白い!」と思った事って当たらないことも多いんだよなぁ(笑)。



*1:まぁねぇ、既にコンピュータだからマシンいって言った方がしっくりくるよね