読書感想文 畑健二郎著『ハヤテのごとく!』29巻
ハヤテのごとく! 29 「他人の画集」付限定版 (少年サンデーコミックス)
- 作者: 畑健二郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/08/08
- メディア: コミック
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以下やっと本体の感想です。
表紙
この車はなんだ?外車は日本車以上にわからん……。
ハヤテとナギとヒナギクとハルという組み合わせはちょっと前なら謎だったんだよなぁ。
裏表紙
ワタルくんとサキさんの物語の終わりはここから始まったんだなぁ。
背表紙
空欄。
ここから流れが変わるって事ですかね?
折り返し4コマ1
案外ありがちな話かも知れない。
折り返し4コマ2
そういえば最近は説明書って読まないなぁ。
表紙裏
大人バージョンの神様wwwww
裏表紙裏
こういう展開は泉ちゃんにぴったり
背表紙裏
謎のアルマゲドン
中扉
最初見たときはわかんなかったけど、泉ちゃんの痴態の裏側のお話ですね。
目次
サキさんがお金の前に立つと不安感しかないな(笑)
本編
1話(306話)「金髪幼女にはデフォルトでついてるオプションです」
アテネとハヤテのちょっといい話っぽく見せかけたギャグ主体の話ですね。重要そうなことはギャグに紛れてここではハヤテに明かされず……。
とはいえ、今のアテネが普通のアテネではない事は伝わりました。
それにしても、幼児化しているとはいえ、アテネと一緒に寝ようとするこの天然ジゴロには言葉もありません(笑)
2話(307話)「石油王になりたい」
ワタルくんとサキさんのお話。アパートの件とか同人誌の件とかとは全く同期しないお話。単行本で読むとそれほど違和感はないですね。
一話完結なのにある物語の重要なターニングポイントになっているってのはこの漫画らしいな。
3話(308話)「うっかりは、うっかりしている時にうっかりする」
この話も非同期ですがこれはこれで完全に一話完結。泉ちゃんを愛でる話ということでよろしいかと(笑)。
4話(309話)「お姉ちゃんという言葉の響きにはロマンがある」
先週からの続きで今回はマリアさんですね(笑)。
そして咲夜とハルさんとナギがそろう局面。ここは口封じで情報格差継続でした。この漫画における13才組って、ヒナギクやアテネの活躍で影が薄いけど、きっとこの先大事になってくると思うんだ世なぁ。
5話(310話)「強い気持ち強い愛。今のその気持ちホントかなぁ?」
そんな流れで存在を忘れかけた頃に扉絵になったルカですね。
さりげなくヒナギクさんの重い話しが出てきましたが、どういう形で描かれるんだろうか?本編じゃなくて別の所で発表されるのかなぁ。
さらには微エロ。ヒナギクさんの話より西沢さんの服をハヤテが着るって話の方がいやらしさをかんじるのはおれがおっさんのせい??(笑)
そして、西沢さんとハルさんの出会いも描かれるというてんこ盛りの一話でした。
にしても、まさかアテネが漫画について語る日が来るとは思わなかった。すっかりレギュラーになってますねぇ。
6話(311話)「誰も始めからウソツキになりたかったわけじゃない」
扉絵は西沢さんだけれど本編のメインはルカですね。ハヤテとルカとの再会。ただしハヤテは女装継続中。カオスだ……。
7話(312話)「カラオケは一人でも楽しい」
扉絵のマリアさんがねぇ。まぁいいんだけど(笑)。
アイドルと2人きりでカラオケとはまた豪勢な話です。そこをマリアさんに見られるってのはハヤテクオリティ。全く問題ない。
相変わらずハヤテは空気を読まないでデリカシーのないことを言いますね。それがあるから話が進むんですけどね。
8話(313話)「別にだましたいんじゃない。相手の事を想うがあまり、ほんの少しだけ人はウソをついてしまうのです」
ウソがウソを呼びウソは重なるばかり……。そして三度ルカは女装ハヤテと出会い……。この頃はルカとハヤテは対立する存在になると予想していたんだよなぁ。
9話(314話)「重なる嘘と人生」
ですよねぇ。ルカってナギとの絡みが出てからすごくかわいくみえるようになりました。もちろん人それぞれだろうけど。
にしても、最終ページ2コマ目は面白いなぁ。みんなの冷たい目と無駄な説明がたまらなくいいな。この空気は多分ずっとこの漫画にまとわりついてくれるんじゃないかなと思っています。
10話(315話)「それでも好きだから困る」
「バカは…放っておいて」というアテネの言葉が良い感じ。でも、アテネって記憶戻ってないんですよね。もしあの頃の記憶があったらまさに修羅場だろうな。
ハヤテは地雷を踏むのも上手です。ヒナギクかわいそうだろう、さすがに……。でもルカはそんな利害関係?のあるヒナギクさんの目にもかなうスーパーアイドルっていうお話です。
で、終わるわけもなく、今度はヒナギクさんの制服に身を包もうとするハヤテ。まったくもう。
11話(316話)「もうお前一歩も動くな」
また非同期なお話。
普通なら、1億円借りた!、借りたお金で何をしよう!って流れになると思うんだな。まさか1億円をいかにして銀行まで運ぶかって話になるとは思わなかった(笑)。
サキさんとハヤテの2人に任せたら間違いなくどこかでなくなるはずです。たとえワタルくんの店の隣に銀行があっても無くなるはず。そうでなければおかしい。実際はワタルくんがついていても面倒に巻き込まれたわけですがね。
もしここで、雪路、氷室、シスターの3人に遭遇したらわかりやすい形でお金は無くなったんだろうなぁ。
おまけ
あー……。
予告編の感想でも書いたけれどわけわかんねぇ。映画の宣伝だけれどわけわかんねぇ。
後書き
アニメ映画の制作ってそんなにギリギリなのかと思いました。公開の半月前くらいにはばっちりできているようなイメージだった。
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30巻は10月。季節でなく月で出てくるのは久しぶりだ。30巻かぁ。んで、だいたい折り返し地点かなぁ。60巻くらいにはなるんだろうな。
まとめ
29巻はなかなかカオスでした。この漫画らしい流れですね。作者が書いていたような一話完結なのにつながっている感じなのか、つながっているのに所々で別の話が混ざってくるのか、読む人によってとらえ方は違うかも知れないですが、とにかく出てきた話はまとめて読むとこうなっているって感じです。
毎度の事だけど、この漫画の序盤からアテネ編を読んでから間を飛ばして29巻を読んでもつながりがわからないですよね、きっと。だけど一話完結ものもあるからそれなりに楽しめるんでしょうね。
全く先が読めないってのは結果そうなるってことなのかなぁ。
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