コンビニ売りハヤテ、ナギ版とヒナギク版を読んで

ハヤテのごとく!Girls COLLECTION 1 (My First Big SPECIAL)

ハヤテのごとく!Girsl COLLECTION 2(桂ヒナギク) (My First Big SPECIAL)

最後にこの２冊両方を読み終えて思った事を書きます。

• 読書感想文 畑健二郎著『ハヤテのごとく！』 Girls COLLECTION 三千院ナギ
• 読書感想文 畑健二郎著『ハヤテのごとく！』 Girls COLLECTION 桂ヒナギク

予想はしていた、というかわかってはいたことですが、全然違いますね。同じ漫画から抜き出したとは思えないくらい違う。
わかりやすい違いは目次。
ナギ版はほとんどが単発の話なのに、ヒナギク版はほとんどが続き物です。
内容もナギ版はギャグ主体なのに対してヒナギク版は恋模様主体です。
全然違う。


こうやって抜き出してみると違いが鮮明になりますね。この切り口は面白い。


そして、ナギ版の感想にも書きましたが、この編集だととても読みやすいんですよ。ヒナギク版は収録されていない重要な話がいくつかあるのでちょっとわかりづらいですけれど、それでもコミックスで読むよりはずっとわかりやすいと思います。


『ハヤテのごとく！』という漫画は登場人物それぞれが主役の物語が順列並列両方で一つの時間軸に沿って進んでいくという形態をとっているので、時間カットになっているコミックスや週刊連載ではわかりづらいところがどうしてもでてくるんですよね。どういう仕組みで出来ているのかわからなかった頃から、どうしてこんなわかりづらい漫画が人気を集めるのか俺にもわからなかったし(笑)。でもわかりづらいから人気が出たのかなと思い直したりもしました。


今回の企画はヒロインカットで３冊です。この編集を見ると他の登場人物を切り口とした本も出るように思えます。堅いのはヒナギク編の感想で書いた西沢さんですねぇ。ヒナギク編からカットするにはつながりの面で不自然な話がありますから。
次のタイミングがいつになるかわからないけれど楽しみにしています。


でも、その前にマリアさん編の編集が気になる(笑)
どうするんだろう？？？