読書感想文 若木民喜著『神のみぞ知るセカイ』14巻 ずいぶんと様子が変わったなぁ
神のみぞ知るセカイ 14 OVA付特別版 (少年サンデーコミックス)
- 作者: 若木民喜
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/09/14
- メディア: コミック
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神保町に行ったら特典付きが普通にあったので、何も考えずにレジに持っていったらびっくりした。
どうも最近特典が付いていても1000円以内という商品に慣れてしまったもんで……。1000円札を引っ込めて5000円札を出しました(笑)。
DVD付きだとやっぱ高いんだね。
DVDに入っているアニメの感想は昨日付で書きました。
- 2011/9/18 アニメ 神のみぞ知るセカイ 4人とアイドル(14巻特典) 感想
14巻の内容は女神探し続行です。この巻での大きな展開は現時点での悪役が特定されたのと月夜に女神がでたことなのかぁ。もうちっと進んでいるのかと思った。
女神探しと微妙に絡み合っている2-B内のラブコメ展開では、もしかすると今は蚊帳の外にいる京が鍵を握っているのかも知れないなぁと思いました。攻略対象でも無いのにちゃんと物語に出てくるところがあやしい(笑)。
最近の週刊連載を読んでいて思うのですが、女神探しはこの物語を構成する最後のパーツでは無いと思うんですよね。桂馬っぽく言えば、「そんな簡単な設定のはずがない」です。駆け魂を全部捕まえるという終了条件が難しすぎるのなら、女神を全員特定するという終了条件は簡単すぎるんですよね。女神が某漫画の玉みたいに散らばっていればともかく、桂馬の傍に集中しているわけですから。
女神が揃うと次の条件が提示されるんじゃないかなぁ。
その次の条件もこの漫画の舞台となる舞島近辺が鍵となる場所になっているんでしょうねぇ。そうでないと物語的に……。
そういうのをご都合主義といって否定するともできますけれど、それを言ったら俺が大好きな推理小説はもちろんの事、ほとんどの物語が否定されちゃいますからねぇ(笑)。
女の子の攻略から始まった物語ですが、女神探しと作中リアル恋愛が絡んで初期とはずいぶん様相が変わったなぁと思いました。