ハヤテのごとく! 346話感想2日目




現在僕が心底描きたいものというのは
こういう話です。

この言葉はある意味この漫画を象徴しているんだろうなぁ。
昨日の感想にも書いたけれど、おれがこの漫画を手にとって期待していたのはこういう話だったんですよね。これにもうちっとツボにくる笑いがあれば完璧。
でも、実際読んでみたらそれだけじゃなかったんだよなぁ。
上の言葉での「現在」ってのがこの漫画、この作家らしいなと思うんですよね。あくまでも「現在」。未来永劫これを書きたいという訳ではない。行ってしまえば欲張りなんでしょうね。一つの漫画を連載しながらいろいろな話を描きたいんでしょうね。
意図してなのかたまたまそうなったのかはわからないですが、『ハヤテのごとく!』と言う漫画はそれができるシステムになっているのでそれができるんですよね。
ただ、作者も心配しているように、その時作者が書きたいと思った話が読者の人気を得られるのかどうかはわからないんですよねぇ。
おれは言ってみりゃ読者として欲張りなんだろうと思います。一つの漫画を読むだけで色々な話を楽しめるこの漫画のことは、前から騒いでいるその得意な構造を差し引いても好きですねぇ。んで、くどいですが、その中でもこういう話はかなり好きです。