リンダ・リンダとヘビーローテーション AKB48とTHE BLUE HEARTS

ここに書こうと思っていたわけじゃなくて飲み屋で友だちと肴にしようとしていたネタです。
いろいろな人から怒られそうな気もします……




AKB48は人気らしいですが俺はよくわかってなくて、誰が誰だかもわかってないしCDも買ったこと無いです。でもテレビ見ていると自然に楽曲が流れるので有名な歌は知ってる。
聞いた中で一番印象に残っている曲は「Everyday、カチューシャ」ですが「ヘビーローテーション」も好きです。すごくひねた感想なんだけれど、両方とも好きになるように、頭に残るようにうまいこと作られているなぁと感じる曲です。そういうのを狙った曲だけれど狙い通りのものが作れるのはすごいなと感じています。それが当たっているのかどうかはわかりませんがね、もちろん。
話は変わります。たぶん前にもここに書いたことがあると思いますがTHE BLUE HEARTSも結構好きです。とはいってもライブに行った事はなくCDも数枚買ったくらいで知っているのはメジャーな曲ばかりっていうレベルです。好きだけれど熱狂的なファンと呼ばれることはないと思います。THE BLUE HEARTSの曲もなにか心に残る。表題にあげた「リンダ・リンダ」なんかは時々無性に聴きたくなることがあったり、ランダム再生のWalkmanから流れてくると突然涙腺を刺激されることもある。意味がわからないです。AKBの曲とは違ってそういうのを狙って作られた曲という気はしないのに、結果的にそうなっているというのはすごい曲なんだなと。他にも心に残る曲はたくさんあって……。なんでだかいまだによくわからないんですよね。


以前酒を飲みながらTHE BLUE HEARTSについて話していたとき、「音をひとつひとつ区切って歌っている」ということを友人から聞いてなるほどなと思いました。それは別に歌詞をことのほか大切にしているというわけではなく、そういうスタイルなんだろうなと。音を意図的に歪めてというか聞き取りづらくしてというかうまいこと表現できないけれどつまりはサザンの桑田佳祐みたいに歌うことが歌詞を大切にしていないということではないのと同じで、そういう方法での表現を創作者が好んでいるだけなんだろうなと思っています。


さて、話を戻しますが、テレビから流れてくる「ヘビーローテーション」を聞いていてふと頭をよぎったのが「リンダ・リンダ」なんです。
その理由は前述の通り、音をひとつひとつ区切って歌っているように感じたから。さびの部分の英語も日本人が発音しやすい英語になっているように感じています。
AKB48が発表している曲が全部そういう歌い方をされているのかはわからないですが、「Everyday、カチューシャ」も歌詞が聞き取りやすいように感じます。彼女たちの場合は楽曲の作り手が他にいるわけで、その人の指導や方針がそういう方向性なのかなと想像しています。そして、もしかするとそのことが彼女たちを輝かせている要因のひとつなのかも。THE BLUE HEARTSの曲がここ何年かでCMに使われることが多いのも同じような理由があるのかも。今の時代、あるいはいつの時代もなのかもしれません、多くの人に受け入れられる日本語で歌われる歌の方向性として「音をひとつひとつ区切って歌う」ということはあるのかなと思った次第です。


AKB48のファンからもTHE BLUE HEARTSのファンからも「なんだこいつ」と思われそうなネタですが、そう思ってしまったんだからしょうがない。
ここに書けば覚えていて次に飲むときにちゃんと肴にできるかもしれないしw

【特典生写真無し】ヘビーローテーション<Type-A>

【特典生写真無し】ヘビーローテーション<Type-A>

リンダ リンダ

リンダ リンダ