血を吐いて思ったこと

タイトルで手遅れですがそういうのが苦手な人は読まない方がいいかと。












先日自宅で血を吐きました。
コホコホ……「あれっ?血だ」
ぐぉぼぐぉぼ「なんじゃこりゃー」
みたいな感じ。


痛みとか全くなかったんで不思議な感じ。案外冷静に床に落ちた血を拭いたり着替えたりしたけれど「ああ、俺死ぬのかな」って思いました。「俺死んでたな」って思ったことは今までにあったけど「俺死ぬのかな」と思ったのは初めてかもしれない。
休日だったんで明日は医者に行こうとか悠長に構えてたら数時間後に第2弾がやってきてさすがにやばいと休日診療当番を調べて比較的近くにある有名な大きな病院に車で向かいました。
いろいろな可能性があるのでまずは隔離され診察、その後レントゲン撮ってさらにCTスキャンで精密に検査して……、その間約4時間。いろいろなことが頭をよぎりました。
ようやく名前を呼ばれて検査の結果を聞きに行ったら……
「ほっといてください」
「……はぁー?」
「薬の副作用です。特に異常はありません。血が止まるまでほっといてください。その薬飲むのをやめてください。」
「はぁ……」
不安そうに見えたのか気休めに薬を2日分出してくれたけどそれだけ。しばらくは血が出ましたが今は止まって普通に生活をしております。


生活習慣病がらみでかなりメジャーな薬を毎日飲んでいましたがそれが悪さをしたとのことで、その後かかりつけの医者に行ったら「あー。あるある」みたいな話をされました。医者でも薬剤師でもないので薬の名前は書きませんが、毎日飲む人は検査で問題があった人だけだろうけど一般家庭にも常備されていることが多い薬です。そんなメジャーな薬でもそんな副作用があるんですね。ネットで見たけれど調べ方が悪いのか見つからなかった。
オカルトな話ですが、体が「この薬もういいから」っていうサインを出してくれたのかもしれないなと思いました。おかげで保険診療で精密検査を受けることができました。そう考えれば運がいいともいえます。


結局何ともなかったけれど検査結果が出るまでは否応なく「死」を意識しました。痛みがないっていうのがまた妙にリアルでしてね。やり残したことはないかとか自問自答してみたり。
この日記で俺はかなり自己実現ができました。自分の書いた文章が多くの人に読まれるという経験を積むことができました。なのであんまりそういうのはないなと思ったんですが、そうやって追い込まれてみると思いつくものです。去年一昨年は生活を投げ出して夢を叶えるために小説を書いてここからのリンクにアップロードしました。それで夢は叶ったと思ったのですが本当にそれでいいのかと。自分の本当にしたいことはそれではないだろうと。本当にしたいことは推理小説を書くことだろうとw。何のアイディアもトリックも思いつかないけれど夢は夢として今でも残っています。やり残したことはあるという結論に達しました。
新書を書きたいという話を前に書きましたがやっぱり推理小説だなぁ。もちろん両方書いてみたいけれど推理小説の方がより強い。子供の頃推理小説を読んでなければ本を読むという習慣はつかなかっただろうし文章を書くということも無かっただろうし。
そういうときに仕事のことではなく趣味のことを考えてしまうのはなんだかなぁという感じですがねw。




今はすっかり元気ですが、次の健康診断で説明するのがめんどくさいな。