医療都市という選択

10日ですがあけましておめでとうございます。
去年ふと思いついたことを思い出したので今年の最初の記事を書いてみます。




年をとっていろいろ体に問題を抱えるようになり、一昨年から去年にかけて地元の比較的大きな病院のお世話になる機会がありました。
最初に行ったのは駅近くの地域基幹病院的なところで混んでいていろいろと設備があること以外は普通でしたが、2回目に休日診療を頼って行った病院は時々名前を目にすることがある有名な病院で、そういうところはなかなか使いづらいのかなと思っていましたが、実際に行ってみたらサービス業的な対応をしていて驚きました。


偶然なのか必然なのかわかりませんが、私の住んでいる地域にはある分野で有名な病院が2つもあります。両方とも大学の付属とかではなくて民間の病院です。遠くに住んでいる人もその病院を頼ってやってくるらしいです。近々移転するようですが公立の病院もあってそこもなかなかに患者さんが多いです。町中の開業医が少ないからという理由も大きいんですけれどね。
都市の規模と位置からして、私の住んでいるところがそうなるとは思っていないのですが、高齢化社会を迎える中で、医療都市という選択をする街が現れてもいいんじゃないかと思います。もしかするとすでに著名になっている千葉県の鴨川市などはそれを狙っているかもしれません。
医療分野は産業としての裾野は案外大きいのかもしれません。直接的な診療や介護はもちろん、花などのお見舞い品、患者とお見舞いに来る人のための食関係、さらには宿泊施設。人が集まる以上様々なサービスが必要になってきます。


そこで生活する人はもちろんいるけれど、そこに治療に訪れる人はもっといる、そんな都市もあってもいいと思います。