宿泊施設不足への一つの解決策 ラブホテルの活用

私が書くまでもなくすでにその流れは始まっているように見受けられますがセンシティブなところでもあるのであまり触れられないので一言だけ。




かつて日雇い労働者向けだった簡易宿泊所が外国人観光客によって新たな需要を掘り起こされたという話がありましたが、この先また同じようなことが起こるでしょう。
札幌出張していたとき実際にあった話です。
どうにもこうにも宿が取れないときってあります。カプセルホテルでも満杯。そういうときに意外と入れるのがラブホテルです。私は1回も使いませんでしたが同僚には使った人もいます。そして、そういう日のラブホテルは本来の利用目的で利用する人よりもビジネス客の方が多かったりするという印象を語ってくれました。そういうタイミングだと相対的に値段も安くて相対的に快適だったとのことです。
宿泊施設不足が言われている東京でも同様の事象が今後起こるでしょう。そして、ラブホテル側でもそういうプロモーションを仕掛けてくるかもしれません。可能なところは改装をしてビジネスホテルあるいはシティホテルに業態転換をするところもあるでしょう。
若者の数が減り、指向が変わり、ラブホテルというのは斜陽産業の一つだと思っています。私の住む東京郊外では、とある交差点に6こくらいあったラブホテルの看板が今では一つもありません。跡地にはいろいろな施設が建っています。昔は高速道路を走っているとインター近辺にはきらびやかな看板が大量にありましたが目に見えて減っているように見受けられます。そこにはまことしやかにいわれている若者の車離れという事象も関係していると想像しています。しかし、郊外では淘汰されますが都内なら観光客、ビジネス客向けの宿泊施設として再生することを選ぶ施設はあってしかるべきだし、実際そういう方向に向かっているように見受けられます。
エロ系の産業はしぶといというのはありますが、すたれたとしてもなおしぶといのがエロ系産業なんじゃないかなと思っています。