千住を捨てないヨーカドー

日記

現セブンアンドアイが総合スーパー業態の店を多数閉店する、その中にはイトーヨーカドー１号店である千住(北千住)の店舗も含まれるというニュースがありましたが、千住については今後別業態にする旨、わざわざ追記がありました。
この追記にヨーカドーの千住に対する思いというか執念を感じたのは私だけではないはずです。




地元の人や行ったことがある人にはわかるでしょう。
北千住っていうのはおもしろいところで、もともと駅前には小さな店舗しかなくて駅から少し離れたところにヨーカドーとトポスという比較的大きな店があります。それが駅ビルウィズ(現ルミネ)が出来、再開発ビルに丸井やらハンズやらが入ってという進化をしています。
今となっては千住ヨーカドーの立地条件はかなり悪いです。駅を利用する人を呼び込むことは非常に難しくて地元密着型で商売をするしか無いようにすら思えます。
経営効率だけなら同じ北千住でも再開発が進む別のエリアに出店を検討するべきじゃないかなと素人考えをしているのですが、別業態であってもあの場所を捨てず守り続けるというのは生半可な決意じゃないように思えます。
一足先に閉店して更地になっている三ノ輪店もそうですが、下町の高級スーパーとして安く売らない商売から、２４時間空いてて安く売らない商売に転換した小売企業があの非常に厳しいエリアで次にどんな一手を打つのか気になります。
赤札堂アブアブとどこで道が分かれたんだろうな。