イモトの登山はなぜ人気があるのか

リアルだからじゃないかなぁ。




バラエティなので演出(やらせ)が入るのは当然という冷めた見方でああいう番組は見ていますがそれでもついつい見てしまう日曜夜の日テレ。
今回はアイガーでした。もちろん行ったことない。
アイガーっていうと山腹をトンネルで掘り抜いた変態的な登山電車があるってこともあるのでいい山だなぁとは思うけれど登る気にはなれません。最盛期でも無理。
だいたいトレーニングが剣っていうだけでもう。剣だって行く気にはなれません。
キリマンジャロはね。厳しい山ではあるけれど観光登山もできるという話で家族も制覇はできなかったけれど行ったことあるしわかるんですがその後のラインナップは異常です。
おそらく資質があって、それをプロに見抜かれてしまったんじゃないかなと。
しかしまぁすごいリアルなんですよ。登ってる途中でおなか痛くなるとかさ、苦しんで苦しんでもういやだと思いながら登るところとか、でも登った後はどうにもならない高揚感があるんですよね。ほんと、どうにもならないです。
俺が行ったことあるのは高目の山でもハイキング+α的で人がたくさんいる白馬とか槍とかなんですがそれでも十分にその感覚はあります。
選ばれた登山者たちが行ける山ならもっとすごいんだろうなぁっていうのは想像しかできませんが強烈なんだろうな。


ああいう企画を支えるプロたちもある意味冷酷でなんかリアルです。スタッフさんたちもみんなたぶん好きなんだろうな。好きじゃなければできないよな。同級生で本格的に山をやってたやつはあの業界に就職しましたよ。いろいろな山に行けてるかもしれません。


今までの山登り番組というと美しい景色だけを愛でるとか自然との闘いを愛でるとかでしたけど、あの登山番組はやんなるくらいリアルです。あんなもんなんだよね。だから番組も山登りもおもしろい。