自然と環境
ひきこもっていると日記に書くネタがありません(笑)
前にも書いたかもしれないけど持論を・・・
世の中にはヒステリックに環境保護を叫ぶ人たちがいらっしゃいますが
私は同意することができません。
環境というのはあくまでも自分たちに都合の良いものであって、それは
人間が作り出した物です。
野生動植物が安心して暮らせない地球で人間が安心して暮らせるのかと
いう論法がありますが、熊や狼がのびのびと暮らしているところで、都
会並の人口密度で人間は暮らせるのでしょうか?
極論をいえば、病原菌だって生命なのだから病原菌が繁殖しやすい環境
は人間が暮らしやすい環境なんでしょうか?
環境保護ってのは人間のおごった考え方だと思います。
私が考える自然保護って言うのは環境保護とは微妙に違い、人間の領域
と自然の領域とのすりあわせをする作業なのかなと思っています。
環境危機をあおってはいけないという本があります。
- 作者: ビョルン・ロンボルグ,山形浩生
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/06/27
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 174回
- この商品を含むブログ (100件) を見る
考えていると思われるので、私の考えとは若干違うのですが、書いてあ
ることは実際のデータに基づいているので信用できます。
関係ないですが、この本の翻訳者は伽藍とバザールの翻訳者の山形浩生
氏なんですね。今の今まで知らなかった。そう思って読むと文体が似て
いるような。
前に書いた覚えがうっすらとあるんですが、日本は自然と人間との折り
合いをつけることに昔から慣れているんじゃないかなと思っています。
そこに西欧的な考え方が入ってきて一時的に自然をぶっ壊す方向に一丸
になって進みましたが、21世紀はその揺り戻しで自然を大切にする方
向に進んでいくんじゃないかなと思ってます。
またまた話は変わりますが、ニューオーリンズのハリケーンのカトリー
ナによる被害。あれは大陸的な治水の考え方ってのが一つの要因なんで
すよね。きっと。
大陸ってのは川流量、湖の水位が大きく変わることはないので、ああい
うおおきな変化には対応しきれないんですよ。
条件が違う日本で大陸的な治水をしたら毎年大災害が起こってしまうん
だよな。
とはいえ、日本でも何百年かに一回の嵐がやってきたら同じような状況
にはなってしまうんでしょうね。
そうなった時には「堤防は都心部に遠い方が弱く作られている」という
都市伝説が本当で有ることを期待しましょう。って、うちはもろに都心
部に遠いほうじゃんorz
ネタがないのに意外と長くなったのは暇だからかな?