強さとは弱さを知ること、弱さとは強さを知ってしまうことではないかと思った第60話

サブタイトルに深い意味はありません・・・
今日書く分はリンク張らないことにしようと思ったんですが一つだけ。
贋作工房
ハヤテ関係の著名サイトです。
八日目に書いた第一話のマリアさんの服装が謎であることの回答はこれしかないと思ってます。これってどっかにかいてあったけかなぁ???
ナギちゃんのおつきのメイドさんだったんじゃなくて主役だったんだろうな。たぶん作中の次のクリスマスイブ(ネロの命日)には答えが出ると思います。それまでにリアルでは何年経っている事やら。


ついでに・・・
翌年のクリスマスイブで物語が終わるという意見もありますが、俺はそれはないと考えています。少なくともトゥルーエンドという終わり方はしない。
そのタイミングでは物語の終了の必要条件の中で確実に満たされていない物があると考えています。


さて、60話の話です。
扉絵はマリアさん。去年のクリスマスバージョンはナギちゃんだったらしい。来年は誰だろ。最近紙の色が変わるところにハヤテのごとく!が掲載されていることが多いような気がするんだけど気のせいかな?あとで調べてみよう。なんの役にもたちませんが(笑)
で、今回も普通の感想では他のサイトにかなわないのでポイント感想にします。


1.台詞編

この三つを取り上げます。


一つ目。
六日目に書いた話についてナギちゃんが認識しました。まだ「当面の間越えられない壁」が存在することに気づいてはいなさそうですが一歩進みました。ナギちゃんがこの壁が存在しているうちに気づくのか、乗り越えてから壁があったことに気づくのか、あるいは気づかないのかそれはわかりません。どのタイミングで気づくか、あるいは気づかずに進むのかは物語には影響が無く、恐らく書くバージョンでの展開が用意されているのではないかと思っています。
俺的には気づいて欲しいと思っています。そこでまた面白い話ができるだろうから。物語を急ぐ必要がなければ壁に気づくエピソードがそのうち出てくるのではないかと創造しています。
で、先週のタマについて。
ネットでは推定数万人のハムスターファンの皆様から事実上虐殺されていました。ホワイトタイガー憎し。先週の畑健二郎さんのバックステージを読むと別の展開も用意していたそうです。で、うまく行かずにこうしたと。
たぶんナギちゃんにこの言葉を言わせたくて、西沢さんとハヤテ君の出逢いの話か先週の本編の話かという選択だったのではないかと思っています。
この漫画はギャグ漫画という枠組みもあるので、タマを悪者にする方を選んだのではないかと感じています。タマというのはこの漫画ではジョーカーみたいなもんです。困ったときに使えるキャラクターですね。彼も(トラだけど)好きでやっている訳じゃないんですよきっと。
で も 、 や っ て い い こ と と 悪 い こ と は あ り ま す け ど ね

二つ目。
一つ目の台詞の補完でしょう。2chでも16才が13才の女の子を好きになるのは果たしてロリコンと呼ぶのかというまじめな議論がありますが、この漫画の中のルールではロリコンなんですよ。
オフサイドがなぜ反則なのか?土俵から出るとなぜ負けになるのか?ルールは受け入れなければなりません。ルールがないとゲームは面白くないから。
主人公とヒロインの間には「当面の間越えられない壁」がある。それがこの物語のルールです。


三つ目
五日目に書いた話。四巻のプロフィールにも書かれていたから今更言及しなくてもいいんですが。まぁ字も小さいし一応触れとこうかなと。


2.内容編
ポイントの一点は、台詞編で書いたナギちゃんと西沢さんの関係が微妙に変化したこと。出逢いの時、方や想像上の巨大な生き物「龍」、方や実在する小動物「ハムスター」、圧倒的な戦力差をギャグで見事に表現していました(笑)(思えばこれではまったんだよなぁ・・・)。さらに、カラオケ対決でも完膚無きまでにたたきのめされた西沢さん。
しかし、彼女にはナギちゃんには今はまだない物が少なくとも一つあるんです。
今回の一件でこの二人がこれから真のライバル、そして真の友達になることを表現しているのでは無いかと思っています。


次は軽い話。
微妙に注目しているのは、この物語でヒロインとなり得る三人が一話にそろったこと。一人は回想シーンですが。作り方によってはナギチャン以外の二人もヒロインになりえます。っていうかナギちゃんが一番ヒロインにしづらいと思われ。。
作中で実際に三人そろうのは俺の読みでは作中であと半年くらい必要と思っています。それまでにリアルな時間が何年必要なんだろうか???


最後に、なぜヒナギクさんはパーティに参加しないのか。
答えは、彼女が戦力にならないからです。どうやら悪霊系の話ですから。戦力にならなくてもそれはそれで面白い話になるとは思います。でも、戦力にならないヒナギクさんを連れて行くのはまずいです。たぶん・・・
ナギに「女の子のヒナギク」を見られてしまうからです。ヒナギクさんはナギちゃんの憧れです。その前提は当面必要なのではないかと考えています。だから今回はナギちゃんにヒナギクさんの弱さを見せないようにするためにパーティに参加させなかったんだと思っています。他にも理由があるかもしれないけどそれは翌週のお楽しみ・・・


にしても、相変わらずつながりが・・・
キャラクターの特性から行ってハヤテ君が声をかけるのはヒナギクさんであるはずなんですよね。ワタルくんではない。で、普通の状態ならヒナギクさんはとりあえず参加しちゃうと思うんですよ。その断る理由としてマラソン大会での一件がある。でもそのマラソン大会の一件は今回の前ふりのためだけに意味があるエピソードではない。うーむ・・・相変わらず恐ろしい。


ここまで書かなかったけど、パーティに桂先生が参加しているのは、参加しないとメンバーが暫定最終回に非常に似通った物になっちゃうんじゃないかなと思ってます。他にも理由はありそうな気がしますが。にしても「遊び人」って大事だよな(笑)


えっとですね。感想はここまでなんですがどうしても書きたいことがあります。


あのー
今回のヒナギクさんって、、、
これが今話題のツンデレってやつなんですか!!!?例の!!!?
やっぱりヒロインだよなぁ。もったいないですね。ある意味。

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では、今日はこの辺で
追記:そういや昨日某掲示板に「高所恐怖症に人工衛星が勤まるか」とあおり半分で書いたけど今見たら皆さんでネタ化してくれました。大人なスレですなぁ
さらに追記:そういや単行本三万部増刷したみたいですね。26万部ずつ?まぁまだまだこれからですよ。