公開の場に文章を書くと言うこと

今朝起きたらなんか大騒ぎですよ。。。
金メダルですか。そうですか。
やっぱり取れそうな人って何人かいて、その中で一番その日運が良かった人が取れるような物なのかなぁ。実力差がものすごくあるなんて事はあのレベルになっちゃうとないんじゃないですかね。
リンク先のサイトカーリングを推していますが、俺もやってみてぇよ。ボーリング場改装してカーリング場作る酔狂な人はいないですかねぇ。道具って高いのかな?石が高そう。ボーリングみたいな値段でやっていけるものなんだろうか?
ザウス作るよりはよっぽど安い投資で済むのでぜひ!!


今日はたいしたネタもないのでまぁいつも書いているような話を。。


俺にとって文章書くのって完全な自己満足です。読んでくれる人がいようがいまいが自分のために書いている感じです。だから、誰も気づかないような仕掛けをほどこして一人悦に入ったり、どうでもいいことでもだらだら書いて何となく満足したりしています。
昔っからそうですね。中学生の頃とかは比喩ではなくチラシの裏にいろいろ書いたりして、高校入ってからは校内に発表の場があったから少しは公開されることを意識した物を書いたり。。その頃の書き方は削る書き方。なんせ字が下手でねぇ。字を書くのが苦痛なんですよ。一文字でも減らしたかった。一時期それが極限まで行って何を書いても詩になった(笑)散文詩って言うのはこういうものなんだなと何となく理解してみたりしました。
でも決定的な弱点があって、、物語が一切作れない。虚構を構築できないんですよ。さくっと書ける人から考えると想像もできない世界かもしれないんだけど、何も思いつきません。虚構が書けないと書く機会ってどんどん減りますね。大学時代はちょこっと書いたけど、社会に出てからはほぼ何も書いていませんでした。


思えば今まで他人に自分の文章を評価してもらった事ってないですね。システムの設計書を評価されたことはあるけど(よくかわるくかは秘密♥)それって文章の評価じゃないからねぇ。
そんな俺だけど、一度だけ絵は高く評価してもらったことがあるんですよね。絵はまるっきり描けない。デッサンてなんですか??定規を使っても直線が引けないんですがなんとかしてください、というもはや人ではない様な状態です。
リンクさせてもらっている脱力系無気力。のniyadepao様の描く絵とかみると、なんか脱力しますね。まじで。なんでこんなん描けるの??余談ですが、大変失礼な物言いながらネットうろうろしているとniyadepao様よりうまいと思う絵もあるんですよ。でも他の方に失礼かも知れないんですが、なんかniyadepao様の絵って「来る」んですよ。なんでなんだろう??不思議です。
えっと・・・脱線してますね。。。
話を元に戻すと。
なのに一度だけ奇跡は起きた(笑)


あれは間違いなく中学の時です。高校では選択科目で絵が描けず字が下手だった俺は、楽器も歌もできなかったけど苦痛ではない音楽を選びましたから(笑)おやまた脱線したorz
それはともかく・・・


中学の時授業でどうしても絵を描かなきゃいけなかった。なんか課題があったような気もするけど忘れました。いやでねぇ。絵描けないから。見たまま表現することできないですから。理屈じゃなくて描けないんです。遠近法がどうとかそういう問題ではない。へたくそなんです。
で、考えたわけですよ。なんか楽する方法はないかってね。。。


そうだ、地平線を描こう。線を一本引けば地平線だ!!我ながら天才的!!!orz
で、線を描きましたよ。定規を使ってもまっすぐは描けないから思いっきりゆがんだ線を描きましたよ。
それだけじゃ手を抜いたのがばれる。さてどうする。地平線ということは空がある。ということは月か太陽があるな。どっちにするか。どっちでも面倒だ。どっちともつかない物にしてやれ。
で、真円にはほど遠い丸を描いて確か黄色っぽい月でも太陽でも通じるような色で塗りました。
空はどうしよう。夜とも昼ともつかない色にするかな。
で、全然覚えちゃいないんですが、変な色で塗りましたよ・・・


上半分はそれで完成。俺的にはかなり頑張りました。さて下をどうするか。


そうだ!砂漠にしよう!!
俺って天才だ!!!<なんの
砂漠楽です。黄色か褐色かそのあたりの色で適当にぺたぺた塗りました。
でも、それだといかにも手を抜いたって感じ。これはいかん・・・


そのとき、ふと脳裏をよぎったのはギャートルズ。俺が知っているのはアニメ版の「はじめ人間ギャートルズ」。とってもおいしそうなマンモスのお肉が有名です。
ほんと、何となく思い浮かんだんですよ。


そうだ、足跡だけなら俺でも描ける!!おれってすげー!!!(笑)
まぁいちおう遠近法とか座学で勉強していたんで、手前から奥にだんだん小さくなるように足跡をかきました。
ところが・・・
途中で面倒になってね・・・
だんだん小さくなると描くのがつらいんですよ。
最初のが小さすぎた。


で、ふと思ったわけです。
途中で脈絡無く消える足跡ってなんか訴えているみたいでいいよね♪


そのころからなんにでも無駄な仕掛けを施すのが大好きでした。で、めんどくさいんじゃなくてこれを狙っているんだってことにしてこれにて完成!ということにしました。




書き終わると当然みんな先生に見せるわけですよ。クラスにはめちゃめちゃ絵がうまいやつがいてそれを見て自分の見せる前にへこんだりするわけです。で普通は俺の絵を見るとなんの感想を漏らさないわけです。
ところが、その時は違いました。
なんか先生興奮して。
「これはXXの世界を彷彿とさせる。すばらしい。」とか言ってました(笑)
XXに何が入るのか、少なくとも俺が知らない人の名前でした。たぶん画家なんでしょう。正直自分が一番面食らいましたね。なんで手を抜いた結果こんなに褒められるんだと。


このときのことはいまでもものすごく鮮明に覚えています。絵で褒められるのは一生に一度ですから。高校入った後は絵は全く描いてません。描こうと思いません。描きたくないから。描けないし。
中学の時描いた絵、今はどこにあるのやら。もう処分しちゃったかな。いつでも描けるような構図だったけど、ゆがんだ線と逝っちゃっている色という再現不可能なファクターが奇跡を起こしたのかもしれない。文房堂でいろんな絵の具買えば再現できるか。いや、そもそもどんな色だった全く覚えてないじゃん(笑)


今日はこれでおしまい。

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