歌詞の中での時の流れ

さてさて、昨日おとといプリンセスプリンセスの「M」をきっかけにして改めて時の流れの持つ物語性ということについて書いていたりします。きっかけが歌ってのもあると思いますがコメントでも歌についていろいろとご意見をいただいております。また、殿下執務室の有芝様にも言及していただきました。


正直言って、音楽ってうといんですよね・・・学生時代に音楽をやっているやつから「○○の作る曲って全部一緒なんだよ。それを証拠に・・・」って例を聞かされても、確かにそこだけ聞くと一緒だけど実際聞くと全然違うじゃんと思ったり・・・
さらにまずいことに友人にプロやプロを目指したことがある人々がいて彼らの会話を聞いているとまったくもってついていけない。プロの人が言うには「僕には『さくらんぼ』の曲は絶対に書けない。どうしてああいう曲が書けるのかわからない。なぜなら・・・」とか言われたことがありますが、まるで理解できませんでした(笑)彼の曲は実はそうと意識して聞いたことがないんです。テレビのBGMとかで使われている可能性はあるけど。たぶんこのサイト見ている人の中では聞いてない方が少数派でしょうね。誰が作っているかは意識しないだろうけど聞いていると思う。よく考えてみたらリアルで知ってて今でもつきあいのある友人の中では一番の有名人だな。たぶん。


えっと、話を戻すと、そんな俺なんでどうしても歌詞の方に主眼が行ってしまいます。歌詞を見るとなると英語できない俺は洋楽は対象外になってしまいます。コメントをつけていただいたid:huraibou様のOne Way To The Heaven拝見して、知的好奇心は満たされましたが内容理解してるかっていうと・・・orz


そんなわけで、どうしても俺にとっての懐メロの今で言うJ-POP、かつてのニューミュージックのことしか書けなかったりします。しかも曲については書いても墓穴掘るだけなので基本的にスルー、歌詞のみ。


今日は反対尋問ということで、自分が好きだと思っている歌や小説をリストアップして、「時の流れ」をあまり意識させない物探してみようと思います。無いって書いた物に「ばりばり時の流れありますよ」と突っ込まれたらご愛敬(笑)




まずは歌。
・・・・・・・・・難しい・・・・・・・・・
ブルーハーツ
「リンダ・リンダ」うーん、無いと思ったら思いっきり意識させているじゃん。
「キスして欲しい」希薄かも。でも岡村孝子の所で書くキーワードが・・・
「TRAIN TRAIN」そもそも列車・汽車物は時間と距離を意識させがち。
「僕の右手」これは希薄だな。キーワードはあるけど肝はそこじゃない。


米米クラブ
浪漫飛行」時の流れ意外の何者でもない!


サザンオールスターズ
希望の轍」そもそも列車・汽車(略
ミス・ブランニュー・デイ」希薄だな。なんでこの曲好きなのかすらわからん。曲の力か?
いとしのエリー」濃い。今聞いてもたまに泣きそうになる。


岡村孝子
「はぐれそうな天使」希薄
「夢をあきらめないで」希薄だけど「夢」ってキーワード自体が時の流れを意識させてるのかも
「心の草原」これも「夢」だ・・・やっぱキーワードか・・・


岡本真夜
そのままの君でいて」タイトルからして既に・・・一年ぶりだし・・・
「TOMORROW」ハナミズキの「百年」以上に「明日」を持ち出すのはずるいと思います。
「大好き!!」意識させる中では最短じゃないか?『2回目のドライブ』と『あと1時間ドライブ』。『初めてのドライブ』『もう少しだけドライブ』だったら全然印象違うかも。広末涼子ではなく岡本真夜に分類するのは俺のこだわり(笑)


THE BOOM
「風になりたい」時間と言うより別世界への飛翔だな。
島唄」何とも言えない。好きだけど、なにも書くことはない。書く必要もないでしょう。たぶん。背景も理屈も一切考えなくてもくる名曲。考えるともっとくるし。


オフコース
「Yes-No」希薄かと思いきや。曲調変わるところでもろきてたよ。
「生まれくる子供たちのために」子孫を持ち出すのもずるいと思う(笑)
「こころは気紛れ」おっ、これ希薄。っていうかないかも。狭い空間での心理描写のみ。
「心はなれて」時の流れより曲だなこれは。
「愛の中へ」意外と希薄。


竹内まりや(ひらがなで「や」なのね。意識してなかったっす)
色・ホワイトブレンド」過去・現在・未来網羅。中山美穂ではなく竹内まりやに分類するのは俺の(略


斉藤由貴
悲しみよこんにちは」『錆びた時計』だからねぇ。くるよねぇ。
「MAY」止まった時間


歌部分が長すぎた・・・小説は一作家一作にしよう・・・おざなりになってしまった。
松本清張
砂の器推理小説と言うよりも・・・
島田荘司
占星術殺人事件」物語としては意識させている。
綾辻行人
時計館の殺人」時間が主役だと思ったのは俺だけ??
京極夏彦
「塗仏の宴」止まった時間を動かす男、京極堂
筒井康隆
作品特定せず 基本的に時間の流れは希薄。物語を破壊するってこういうこと?
連城三紀彦
「戻り川心中」時の流れがどうこうじゃなくて、(AAではなく)文字だけで表現できる芸術が確かにあることがわかった。




歌では「ミス・ブランニュー・デイ」「こころは気紛れ」、小説では筒井康隆作品と「戻り川心中」が、俺にとっては時の流れを意識させないのに「くる」作品かな?


なーんか感想文のまとめしただけになっちまった様な気がする。
気が向いたらまた書きます。


選挙らしいので昼過ぎたら行ってきます。一応義務は果たそう。


投票率14:00で24.82%でした。選挙区南限で盛り上がっていないところにしてはいいほうかな?投票用紙になんて書いたかは秘密(笑)



人気ブログランキング