高橋留美子作品について

ちょっと反則気味ですが、上で書いて思いだしたので今日書いてみます。
高橋留美子作品の単行本はらんま1/2の途中で買うのをやめてしまいました。私のストライクゾーンからははずれてしまったんでしょうね。
ところが・・・
そういう読者を選別した今でも高橋留美子作品は多大なる人気を誇っている。これは恐ろしいことです。それぞれの作品で違う読者層を得て、しかもそれが「商業的な成功」というレベルに達しているんです。
高橋留美子さんを「天才」と表現する人も多いようですが、私もやっぱそうなのかなと思います。なんせ、あのうる星やつらめぞん一刻を同時に連載していたんですから。あの二つの作品はそれぞれ違う意味でその後の漫画に多大な影響を与えている。それを同時に書いていたってものすごいことです。


さて、今連載中の犬夜叉。私のストライクゾーンには入っていませんが、ことあるごとに取り上げている平井和正氏との対談が収録されている

で予告されている作品だと思っているんですよね。本持っている人は77ページをご覧ください(ほとんどいないよな)

言ってしまえば『ウルフガイ』の変形と言ったら何ですが、ただ、『ウルフガイ』を読まなかったらかけなかったであろうというものがかければいいなぁということなんです。

それ以外にも筒井康隆的な世界ではなく平井和正的な世界の作品を書きたいという発言がどこかにでていましたが。。。犬夜叉読んで、「ああ、これがそれなんだな」と私は思いましたね。私のストライクゾーンには来ないけれど確実に求めている読者はいる場所です。