メカビ Vol.01

メカビ Vol.01

メカビ Vol.01

かなり昔の話になりますが、とあるIT系(エンタープライズ系)雑誌創刊の際に、現場に近いところにいたことがあります。俺は部外者として端から見ていただけですが、なかなか興味深い話を聞きました。
そのとき「雑誌創刊は博打である」という話がありました。ハイリスクハイリターンらしいんですよ。当たれば出版社はかなり儲かるらしい。はずしたら逆に損失がふくらむ。
この本は雑誌ではなくムックという形で出版されたってことですが、そのあたりが理由だったのかなとか思います。


と書いてはみたものの、出版業界の人間ではないので雑誌とムックの違いがわかってません。Wikipediaを見たら解説がでてたのでリンクを張っておきます。
ムック (出版)


前に、「\1,500ってのは高い」って話を書きました。俺が本を買う場合の基準は\1,000を超えるかどうかです。超えても買う本ももちろんあります。それは多くの場合情報買い、または著者買いです。たとえば時刻表。高くても出かける用事があれば買います。たとえば筒井康隆最新短編集。本屋にあったら値段を見ないでレジに行きます。学生の頃財布も見ずにレジに行ったらお金が無くて恥をかいたことがあったなぁ・・・
初めて読む著者、役に立つかどうかわからない本は\1,000を切らないとなかなか買いません。漫画も同様です。全巻そろえて\1,000。それ以上の値段の本を買うにはなんらかのきっかけが必要です。
メカビについてはきっかけらしき物があり、日経BPのサイトでも紹介されていたのでようやく手にしました。


このムックにも寄稿してらっしゃるいずみの様のピアノ・ファイアに、このムックの高い理由がありました。
理由はわかるんですよ。でも、物の値段付けってのは難しくて、これが\980だったら買う層がもしかしたら大量にいるかもしれないってことなんですよね。たとえば俺はそう。その値段だったらとりあえず見てすぐに買っていた。とは思ってみた物の、たぶんこのムックを買うのは「金に糸目をつけない」層が圧倒的という理由でこの値段付けにしたんだろうなと思っています。この値段である程度売れたってことは、今後続刊がでるとしてもこのくらいの価格レンジになっちゃうんでしょうね。
全然違う話だけど新書の初版が一万部程度ってのはちょっとショックでした。月に二冊程度は買う、ミドルユーザーですが、もっと売れていると思っていたよ。




で、読んでは見たんですが・・・っていうか読んだと言っていいのかどうかすら怪しいんですが・・・


わからんのですね。今日の一発目の感想文と同じような感じ。このムックで言及されている作品のほとんどを俺は知らない。しかも雑誌スタイルなんで、ついつい見出しだけ読んで読み飛ばしてしまう。困ったもんです。<おれ


それだけだとあまりに情けないので読んだ記事の内容についてもちょっとだけ書きます。


養老 孟司氏のインタビュー記事で、俺が好きな高橋留美子作品について言及してらっしゃいましたが、うーん・・・という感じでした。
あんまり意識はしてないですが、言葉の遊びってのは意外といろいろな作品で使われていると思うんですよね。もともと読者はそういうのになれているので気づかない。こんな細かいところだけ書くってやっぱちゃんと読んでいない証拠ですよね・・・<おれ


もしかすると読み返してから新しい発見があるかもしれません。




昨日おとといとサッカーのせいでかなり寝不足なので書く気力がわきません。今日はこの辺で・・・


といいつつサッカーのことを書いていなかった。二日で終わらせるのは癪ですね(笑)