番外編その二

自分自身忘れかけていますが、そもそもこの日記書くきっかけの一つが個人情報に関わる仕事したときに得た経験を自分だけにわかる表現でいいから、業務機密に関わりそうな部分については微妙に嘘をつきながら書き留めておこうというところにありました。


仕事として個人情報を扱っていると、いろいろと見えてくることがあります。まぁ、ぶっちゃけ言うと、個人情報の拡散を防ぐことは不可能です。漏れます。法整備とかしても漏れます。表から裏に潜るだけでまちがいなく漏れます。
ちょっと微妙な話をするとですね、個人情報を気にする人って意外とガードが甘かったりするんですよね。ガードが甘いから、逆に情報漏れが気になるんでしょうね。むしろ、「個人情報は漏れる物だ」と認識している人はガードが堅いです。例えば、誕生日の入力欄があったらみなさんどうします?
俺は必須項目じゃなければスルーします。必須項目だったら嘘を書きます。当然です。ただし、正確な誕生日を書くことによって何らかの付加サービスを受けられる場合は例外です。サービス内容と情報が漏れるリスクとのバランスを考えて書くかどうか決めます。
電話番号や住所、クレジット番号も同様です。記入するリスクに見合うメリットがあるか、そこが重要ですね。
メールアドレスはあんまり気にしません。迷惑メールってのはどんなにガードしても防げないですから。


中の人をやるとこんな感じですれた人間になってしまいますね。いいことなのか悪いことなのか・・・






続いて表題の件


帰りの電車の中から、松戸駅快速ホームに「時をかける少女」の映画宣伝ポスターが貼ってあるのが見えました。今度はアニメですか。
ITMediaにITとは何も関係のない記事が出ていました。
筒井康隆、アニメ「時をかける少女」を語る
ITMediaのサイトにあると仕事中にも読めるのがうれしい(笑)
今年の夏は、先日取り上げたブレイブ・ストーリーとこれ、俺が知っているだけでも二作がアニメ化されるんですね。


ブレイブ・ストーリーについてはこないだ書いたんでまぁいいとして、時をかける少女、この作品が生み出されたから40年ですか。俺が生まれるより前に書かれた作品なんですね。びっくり。
初めてこの作品に出会ったのは、たぶんNHKの「タイムトラベラー」だと思います。「ラベンダーの香り」っていうフレーズだけ覚えています。「ラベンダーってなんだ!?」と思ってました。ずっと。Wikipedia見たら1972年に放映されたらしいです。このサイトの読者の半分くらいは生まれてないかもね(笑)リアルタイムで見ていたのかなぁ。再放送かなぁ。リアルタイムだとしたら白黒テレビで見ていたはずです。昔はね、色のでないテレビがあったのよ。まじで。色のでないパソコンがあったのは知ってるよね。えっ!?しらない??


その後、筒井康隆作品にものの見事にはまり再読しました。驚きましたね。筒井康隆作品というくくりで見ると超異色作。毛色が違いすぎる。
しかし、異色作でありながら、前述のITMediaの記事を引用すると

日本を代表するジュブナイルの名作。累計200万部を超えるロング&ベストセラーとなっている。

ということです。
わざわざ俺が言うようなことじゃないけど、やっぱ天才なんだな。


異色作と書いては見たものの、実は俺が「時をかける少女」を読んだのは10年以上前の話です。へたすると20年経っているかも。だから、それから年を食って読んでみると全然違う感想を持つかもしれない。当時では得られなかった感想を持てるかもしれない。


てなことを、ふと思いついてしまって、帰り際に地元の本屋で買って来ちゃいました(笑)
筒井康隆作品というと新潮文庫で赤い背表紙(そういや松本清張も赤だったな)を探す癖がついているんですが、これは角川文庫だった。最近角川文庫ばっかり読んでるなぁ。いかんいかん。バランス取らねば。

時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)

時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)

リンク貼るのに検索して初めて知ったんだけど、漫画もあるんだ。ってか、何?この絵??筒井康隆作品とは思えません。こんなさわやかでかわいらしい絵は似合わない(笑)
基本的に漫画より小説が好きな人間なので、漫画は立ち読みする機会があれば読むかもしれないな位の感じです。


読んでみて思うところあったら感想文を書くかもしれません。


では、今日はこの辺で。おやすみなさい。