「考察」についての考察は面白い

KypDurron's Style 2nd [雑文]考察ってなんだろう。
トラックバックしていただきました。記事を書いている二人以外にも面白いと思えるってことがわかってよかったです。
昨日の日記にも書いたように文系とも理系ともつかない学問を学校で学んでいたのでその両方の感覚がわかっているような気はするのですが根本的に自分は文系体質なんだということが文章に出ていて恐怖感を抱きました。
経済学など実は分類が微妙な学問を学んでいる方はどんな感覚をお持ちなのか興味がありますね。
私自身「考察」という言葉に微妙な違和感というか拒否感を持っていました。それがなぜかと考えた結果が昨日紹介した2006/6/13になったわけです。感覚を説明する言葉を紡ぎ出す。これってまさに文系的考察の一例ですね。
これからもいわゆる「考察記事」の中では「考察」という言葉を軽々しく使わないように注意します。読み返してみて自分自身で違和感も拒否感も持たなくなった時が使えるようになった時ですね。今はまだ「考察」でもなく「レビュー」でもなく「感想」って言葉が一番しっくりきます。


さて例によって話題が唐突にかわってしまいます。
上記記事で引用されている谷崎潤一郎氏の言葉は浅学にも私は知りませんでした。しかし読んでみて全然違うところで思うところがありました。

英文の方が原文よりも精密であって、意味の不鮮明なところがない。

今回の話題とは全然関係ないコンピュータのマニュアルです。某巨大コンピュータメーカーI社の日本語マニュアルがわかりづらかったんですよ。私は英語にものすごく弱いのに英語マニュアルの方がまだ理解しやすかった。日本語マニュアルでだいたいの雰囲気をつかみ実際の対処は英語マニュアルを見てそれに従うというような感じでした。
こうなる原因は翻訳にあるとずっと思っていたのですがもしかすると言語の持つ特性も関係あるのかもしれません。しかし最近の他のメーカーも含めたマニュアルの出来がいいことを考えると翻訳問題を理由にした方が合理的かなとは思います。




午前中はここまで。今日は読点の無い文章を書いてみた。なにかしらの仕掛けをしないと気が済まない俺…
でも今日の本題は自由に書かせて頂くつもりです。2週間ぶりですから。