92話感想二日目 ゴールドライタン松戸で展示中

バックステージより。
ゴールドライタンって俺はよく知らないんです。しかし、友人は松戸で見て萌え狂ってました。何種類も展示してあった。おそらくそんな暇無いと思いますが、畑健二郎さんも松戸に来るといろいろと得る物があると思いますよ(笑)。閉館まであと一週間です。それを過ぎるともっと遠いところでの展示になってしまいます。
私は置いてきぼりくらいましたが友人がどこまでもついていきそうなのでとりあえずそれはそれでOKかな。
なんとなく微妙にリンク感のある話でした。

絵面が全ての回

すいません。こないだの『あれ』があったのであそこにはさほど衝撃を受けませんでした。この書き方から見るとあの絵も相当に気合い入れて描いているとは思うんですけどね。なんでなんだろ??

本当は女装ではなく本当に女になってしまうという
展開だったのですが

2chにも書いてあったけど確かにらんま1/2ですね。でも俺はうる星やつらの方が似ていると思う。15巻の諸星あたるが女になる話。あの話の場合は服装はそのままです。三話全ページキャプチャーしたいくらいだよ。物語の柱ではなく短期的な小ネタとして使っているってのがよく似ている。そして当事者の冷静さとなんとなく受け入れてしまっているところも。違うのはラムちゃんは泣いたのに、ナギちゃんはそれもありだというところ。これ、女装じゃなくて女にするにしてたら「絶対だめ!」になっちゃってたんだろな。たぶん。そうするともろにかぶる。
話としてはうる星やつらは男装の美少女、藤波竜之介が絡んでくるので(そもそも竜之介を男にする計画だった)、今の状態ではハヤテの方がおもしろみが少ないです。しかし、戦いの相手が「中身が実質男の子」とお友達に言われてしまうヒナギクさんですからなんか仕掛けがあるんだろうな。
うる星のこの話今読んでもおもしろいよ…やばい。


以下は感想の追加です。


時計の話。2chによるとモデルになっているのはクォーツとのこと。クォーツで30万は高い。でもおれは萌えない。


さて、最後に、うかつにも昨日は見落としていた今回最大のポイントかもしれない言葉があるのでそれについて書きます。

とてもいい人

これ、男が好きな人に言われるとものすごくへこむ言葉じゃないですか。ヒナギクさんの心理描写の直後にこれ。うわー。鬼。
と、思っては見たのですが…
まずこの言葉が相手を恋愛対象として見ていないことを示すってのは一般的な認識なんでしょうか?いや、仲間内ではそういうことになっているんですが、よく考えてみたら一般化されている保証はどこにもない。違う話だけど、仲間内では「ファミレ」だったのが世間一般では「ファミレス」と言われていたこともあるので一般的にも合っている認識なのかは微妙です。
さらに、もしその認識が一般的だったとして、女性が男性から言われた場合に一般的にどういう意味合いを持つのか?それが微妙。どうも悪い気はしない人もいるらしい。
作者本人は数少ない女性読者とか言ってますが、マスの世界の話なので数少なくても数万人はいるはずです。その中には少女とか女の子と言われるのが普通の年代の女性も数多くいるはずです。
当然彼女たちが読んでどう思うのかはある程度計算していると思うんですが、問題はスタッフの中にそのあたりをチェックする女性がいるのかどうかです。
自分の土俵に話を持ってきますが、高橋留美子さんがめぞん一刻でかるーく書こうとしたある話を、男性編集者が「それを今書いては駄目だ。絶対駄目だ」と言ったというエピソードがあります。男女平等の世の中とは言え、絶対的な感覚の違いはあるんですよ。間違いなく。
ハヤテのごとく!という作品では、少女の心の動きが描かれることも多いです。それが女性から見てあまりにもリアリティが無い場合、俺が言うようなありえないくらいの大ヒットは起こりえないと思います。この台詞を読んでどう感じる女性が多いのか、ヒナギクさんの境遇にやるせなさを感じるのか、聞き流せる言葉と思うのかなのか、気になるところです。
さて、この言葉、以上のことをさっぴいてもひどいことばです(笑)黒いネタ手帳のパクリくさいものいいになりますが、吊り橋の上であんなひどいことをしておいたのに、「とてもいい人」と言い切ってしまう。向こうが自分をどう思っているかってことにはあまり頭が回らないようです。
一番の問題はハヤテ君に悪意がないことなんですよ。悪意がないってのは始末が悪い。意識せずに描いている可能性もあるけど、このあたりもうる星やつらの影響があるのかも。


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カテゴリ ハヤテのごとく!



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