106話 感想二日目

日記冒頭で書いたように昨日の感想で読み違えをしていたと思われます。その件は追々。

評判

コメントでいただき、私なりの想像による返事をしましたがこちらにも。
今週の話、まずハヤテファンの中の一大勢力であるヒナギク派の評判は得られたと思います。私個人としては西沢派なので微妙ですが、評判悪いよりはいい方がいいんじゃなかな?かな?
もう一つ、ドタバタコメディ的な話を好む人ってのが少なからずいるからだと思います。本来話の中心であるはずの強盗犯があっさり脇役に押しやられ、彼の人生での一大事が奇矯な登場人物たちの小さな争いの中に埋没していくってのはありがちだけど面白い。何度か書いている「価値観のズレによる面白さ」なんですよね。さらに、その両者と違う価値観を持っている人の誤解でおちたところがまたいい。
なんかねぇ。20年経って、ようやく『うる星やつら』の後継作品が生まれたっていう直感は正しかったのかもしれないねぇ。あの頃あの漫画読んでいた人はたぶん105話106話は気に入るはず。要は、中年ウケがいい話だと思います(笑)。
あの世代は俺と同様、筒井康隆の洗礼を自我が成立する前に受けてしまっているのでこういうのに弱いと思うんだよ。たぶん。

バックステージより

ゆりかもめ

「『ゆりかもめ』は公共交通機関ではない。アトラクションだ。」
という名言がありました。乗るのに3時間並ぶなんて公共交通機関ならありえません。そんな時代がありました。今は豊洲まで抜けたからそんなこともないのかもしれませんね。この言葉が生まれたのは、コミケじゃなくてビジネスショーかなんかの時だったと思います。
「廃墟になることを約束された土地」
これは誰か著名な人の言葉だったと記憶しています。名言です。近代的なのに廃墟っぽい雰囲気を漂わせている不思議な場所です。
松戸からは意外と便利なんで仕事があそこになっても困ることはないんですけれどね。武蔵野線ってワープできるから…。

缶コーヒー

なんとなく「マックスコーヒー」をイメージしてしまった。東京での売り始めましたからね〜。ブームに乗って「マックスコーヒー微糖」なんてものを出したらどうしよう。糖分控えめなのに甘味料でやたらと甘いやつ(笑)。

警察

名前が付いているキャラとは思わなかった。びっくりしたよ。今後も出番があるんだ。もしかして、、いや、まさかね、、、。
物語を終わらせるために必要なキャラではないですよね、さすがに。昨日の深読みで懲りたのでやめておこう。
『柏木譲二』さんの方がタマと同じようによつばのクローバーくわえてます。これは俺、たばこ代わりと勝手に思ってます。教育的配慮か作者本人のこだわりかわからないけれど、たぶん畑健二郎さんはたばこ吸わない人なんだろうな。逆に登場人物にたばこを吸わせる赤松健さんは吸う人何じゃないかな?どうだろ。このあたりは探せばどっかに情報ありそうだな。
若い方の刑事女だと思っていたという意見が多数ありましたが、俺は頭っから男だと思って読んでました。なんでなんだろう?


そういえば、あの万世橋警察でカツ丼を食ったことがあるという噂を持つ友達がいたことを思い出しました。面白すぎて嘘くさいんですけれど。
なんせ何十年も前の子供の頃の話ですからね。ネタでそういう話しても時効だ。

ガンマニア?

しかし、シスターの銃が小さいなぁ……。

そうなんだ。わからなかった。まさかモデルガンマニアじゃ…。マニアはこだわりますから。
雰囲気出すために油紙に包んでトランクに入れておいたら検問受けて挙動不審になった人がいるらしい。お金を使う暇が無くて車が買えちゃったら気を付けた方がいいでしょうね。普通のナイフ*1持ってただけで捕まった漫画関係者がいますし。
もうモデルガンマニアと決めつけています(笑)。

髪型

同じ漫画家さんが描く絵ですから顔が似てしまうのは当然。だから髪型で差別化することには寛容です。結ぶことによって中性化下感じがあります。タイガ坊ちゃんは物語に絡んでくるのかなぁ。未だにさっぱり読めません。

恥ずかしかったのか…

全く読めてませんでした。そうですか。姉を心配する余りハヤテ君を忘れたのかと思いましたよ。誤読その1はここです。
ってことは、ヒナギクさんはハヤテ君のことを激しく意識していると言うことになるわけで昨日の感想は全然いけてません。あの行動を見たのが、例えば生徒会三人娘だったりしたら、ここまで恥ずかしがることはなかったんだろうな。
9巻収録予定のマリアさんの話もそうなんですが、登場人物が普段持っている記号を捨てるシーンを意識して描いていますね。物語を進めるために必要という側面もあるけれど、お笑い芸人が素に戻る時みたいな面白さを出そうともしているのかな?
さらにはそれに萌える人がいるってのもあるんだろうな。普通の西沢歩さんにはそういう場面はないんでしょうけれど(笑)。

次回に続くの?

伝票の処理については何も書いてなかったのでわかりません。普通はこれで終わり、次週は何事も無かったように話が進むんだけどこの漫画の場合この結末が次のエピソードのトリガーになることがあるからなぁ。



盛大な誤読

たぶん完璧に間違えました。
雪路がヒナギクに問いつめられているコマの「なにが?」っていう手書き文字、これはヒナギクさんの「お金より大事なこと」って言葉に対してではなくて、ヒナギクさんが雪路を強盗犯と勘違いしていることに対してですね。だとすると、この話には昨日書いたような深いことは含まれてないかと思います。
やっちまったよ。いつもやっているけれど、またやっちまった。


この逆上しているヒナギクさんの絵って、シラヌイが来て逆上している時のタマの絵そっくりだと思ったのは俺だけかな?




この姉妹が主人公でも連載漫画になりそうだなと思う今日この頃でした。




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