執事検定2007について

相変わらず大人気です。企画としては大成功でしょう。成果が出るかどうかはわからないですが…(笑)。
どういう戦略でこの企画を打ち出したのかいろいろと妄想を膨らませることができます。解答のヒントを添えてつらつら書いてみようと思います。

難易度

  • A…コミックスを読んでいるか一般常識があれば回答可能
  • B…コミックスを読んでいても迷う(ネタ回答をするかも含む)
  • C…コミックスだけでは無理
設問 難易度 備考
Q1 A ネタ選択肢あり。新事実の公開を兼ねる設問。
Q2 A ネタ選択肢あり。新事実の公開を兼ねる設問。
Q3 A ネタ選択肢あり。
Q4 B
Q5 A 時系列順という言葉が普通に出てくるのは変だろう。
Q6 A
Q7 A
Q8 A
Q9 A ネタ選択肢あり。
Q10 A ネタ選択肢あり。
Q11 B ネタ選択肢あり。思わず選択しそうになる。
Q12 A
Q13 A ネタ選択肢あり。
Q14 A ネタ選択肢あり。
Q15 A ネタ選択肢あり。
Q16 A
Q17 A
Q18 B サクの言葉を信じるかどうかが試される
Q19 A
Q20 B あえて出題者の意図とは違う回答をする人がいそう
Q21 A
Q22 A
Q23 A
Q24 A ネタ選択肢あり。
Q25 B ネタ選択肢あり。迷う。
Q26 A
Q27 A
Q28 C
Q29 C
Q30 C

コミックスを読んでいればいくつかネタを入れ込んでも正答率60%はいけそうです。

ヒント

ラスト3問は調べないと答えられません。ヒントというか調べ方です。

この企画の狙いを推測してみます

ぶっちゃけていうと「コミックス買ってね♪」ってことでしょう。コミックス買えば回答が出る設問がほとんどです。でも、その割には難しすぎる。難しいおかげでこのサイトにアクセスしてくる人も増えました。もしかすると、そこまで狙っているのかなぁなんて思ったり…。ここにっていう話じゃなくて、感想サイト全般にアクセスが分散していると思うんですよ。そういうサイトが存在していることをファンに知らせるという効果も得られてます。こういうところを読むようになれば立派な濃いファンになって今後もコミックスを買い続けてくれるでしょうからね(笑)。


一番驚いたのはネタ選択肢の多さ。雑誌の公式企画でこれはオカシイから。
この作者、そしてこの作品は今のところ「幸せな状態」だと思います。こういう企画でも作品を理解している人が携わってくれている。単なる宣伝企画に終わらせようとはしていないです。


この漫画の場合、作者と出版社の目的は本質的には違うところにあります。作者の目的は「トゥルーエンドを描くこと」です。出版社の目的は「雑誌やコミックス、および周辺商品を売ること」です。作者の側から見ると、自分の目的を達成するためには出版社の目的も同時に達成させなければいけません。そうしないと打ち切られるから。出版社から見ると売れればどうでもいいわけだから作者の意図を無視して宣伝してもかまわないはず。しかし、この漫画については作者の意向というかテイストが宣伝にも色濃く反映しています。これはどういうことか。
出版社としても、作者の目的をかなえることが、売り上げの最大化につながると考えている。利害関係が一致している。そういう幸せな関係が今構築されているのかもしれませんよ。


執事検定2007と言う企画を見てそんなことを妄想してみました。