テレビアニメ放送局、曜日、時間を一点読みする

こんな投票企画を主催したにもかかわらず、自分では投票せずに高みから見ている嫌らしい態度を取っていました(笑)。今週号あたりでいい加減発表されるだろうと思っていたのですがまだなので、たぶんはずれるであろう予想をもっともらしい理屈を付けて書いてみます。理由はあるんだけど、たぶんはずれるんだよ。それ以前に俺、テレビアニメって物を根本的に理解していないような気がするし…。

放映局

実はこれは一点読みできないのですよ。二つ電波を持っているから。
そう、この漫画を原作に従ってアニメ化するのだったらNHK以外に放送できる局はないです。理由は簡単。NHKにはしがらみがないから。
昨今言われているようにNHKだって問題を全く抱えていないわけではないです。でもNHKにしか放送できない番組も確かに存在するので存在意義はあると思っています。なんでNHK以外は原作通りにできないかはわかりますよね?頻繁にCM流すとある業界、そのうち一つは逆風が吹いて最近CM減りましたけど、としては面白くない設定だからです。その番組のスポンサーでなければいいという話では無いと思うのですよ。

曜日と放送時間

今現在アニメが放送されている枠と考えると一つしか思い浮かばないです。この前提が間違えているのかもしれませんけれど…。

  • 教育木曜日 19:25〜

と思ったんですが…
違うみたい…
このアニメの主要ターゲットは女の子とその親だと思ったんですよね。プロモーションビデオ見てそう思ったし、イベントの現場レポ読んでさらにそう思った。
だから、女の子向けアニメの後番組何じゃないかと思ったんですが、『学園アリス』ってもう終わるんですね。しらなかった。毎週見ているわけではないし。
だとすると今はアニメやっていない総合日曜19:30〜って線がありますけれど、ここを長期押さえるという暴挙に出るとは思えない。裏も強力だし。つーかダッシュ村見ちゃうし<極めて個人的
一点読みのはずが二点になっている。どうせはずれるんだから一点にします。

にしておきましょう。


以下はなぜ女の子が主戦場とみているか。
幅広い年代から受け入れられそうだからです。まず、ナギちゃんに憧れる年代がいます。そして、ナギちゃんと同年代になるとヒナギクさんがあこがれの対象と成り得ます。さらにヒナギクさんの年代になると、憧れの対象よりも感情移入できる対象により心を奪われるようになります。そこには西沢さんがいます。さらに年を重ねていくと、子供の頃の自分を見守る存在としてマリアさんが用意されています。分厚いです。これがこの漫画の強み。
私は男なんで女の子の気持ちがわかってるかと言われるとつらいですがたぶんこんな流れになるんじゃないかな?
こうやって読み進めていって20才を越えるくらいになると、この漫画の凄みを自然に感じ取れるようになると思います。一つの漫画を、何度も楽しむことができるんですよ。
対比される事が多い作品のネギま!は男の子向けだと思います。この違いはどこからくるのか?その理由の一つとして、登場人物の世代設定が挙げられるでしょう。ネギま!では主人公とそれを支える人たちの間に断絶がある。そして、主人公の周りにいる女の子たちは持っている属性は違っていても基本的に全員同じ世代である。主人公と近い世代に圧倒的な力を持つキャラクターを配置している。そして、主人公自身が主人公より下の世代の男の子から憧れの対象になっている。女の子たちは、言うまでもなく二つの世代にグループ分けされている。この違いは子供にとってはたぶん決定的です。
ネギま!は中学生高校生くらいの男の子が主な市場だと思います。そこは逆にハヤテが苦手なエリアです。感情移入できるキャラがいません。憧れの対象となるような超人もいません。この二つの漫画は似ているように見えて全く違う市場を分け合っていると私は見ています。
そうそう。ある程度の年齢以上の男性は両方好むと思います。ただ、そういう人はすでに両方とも買えるようになっていることが多いので市場を取り合うことはないんじゃないかな?