10巻感想

ハヤテのごとく! 10 (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! 10 (少年サンデーコミックス)

一日遅れの記事ですがぼちぼち感想を書いてみます。

表紙

これがその椅子ですか。甘えるナギと困っているハヤテ。そしてそれを優しく見守るマリアさん。何とも微妙な構図です。ナギが舌を出しているのがかわいい。

裏表紙

13号と刑事の柏木譲二。9号表紙裏で、冒頭でハヤテの臓器を撮ろうとしていた連中のうち一人が「柏木」という名前らしいので、このおじさんと関係がありそう。意外な取り合わせでした。
それ以上に煽りでヒナギク誕生日に触れていないことには驚いた。

背表紙

いいんちょさん。右側にシラヌイが見えているのですが…。

前書き四コマ

この二人、いいかも。咲夜も主人公体質持ってるよな。

後書き四コマ

タイトルは2ちゃんねるで有名なあの言葉が原典か。西沢さんが思った「ワタルくんは女の子のお尻に敷かれるタイプ」ということを思い出しました。咲夜は決していい子ではないのですが、こういう娘がほしいなぁと思ったりしますよ。

久しぶりの帯。そして、こだわりの帯。
まず煽り文句からいきましょうか。この漫画を知らない人に説明するのはものすごく難しいのですが…。こうきたか…。ネタで攻めるしかないよなぁ。
そして…
帯を見て驚きましたよ。こう来たか。
事前に出てきた今回の表紙を見て、「帯を付けた時ナギが半裸に見えるような構図にしたのかな」などとおっさんくさい嫌らしいことを考えたのですが違った。帯にも表紙の絵を印刷した。
で、気になるのは他の巻にもついていたアニメ化の帯。昨日確認し忘れたので今日見てきます。まさか巻ごとに違う帯作ったりしてないですよね。さすがにそれはないだろう。絵柄無しと絵柄有りの2種類でしょうね。
今回の帯を見て、ここしばらく帯がついていなかったのは作者かスタッフの意向だったんだなと思いました。作者はね、とにかく書店で表紙を見せたいんだと思います。そのためには帯は邪魔。だからよほどのことがない限り帯なし。これからもそれは替わらないんじゃないですかね。
注目の部数表示はありませんでした。アニメになってからおもむろに発表か。

目次

ヒナギクさん。とまどっているのはケーキの大きさになのかな?

おまけ漫画

王道作品や人気作のつなぎみたいな位置でこっそり細々とやっている感じの漫画を目指そう

すごい納得した。私もそういう漫画だろうなと思って買ったんだから。ツボに来る人だけが笑えばいい漫画だと思っていた。私もナギに同感でして、小学館疲れているのかなと思いますよ(笑)。まーだ早いんじゃないかな?
アニメの作画を参考にして絵を描くというネタともマジともつかない話。参考にしたところであくまでも参考にとどまると思うので心配はしてないです。アニメだと動きを描かなきゃいけないから漫画とは絵の質が違うんだろうな。
最後の言葉は当然だけれど読めて良かったよ。漫画を売るためのアニメ化だということ。たぶん原作にかなり沿った展開になるのではないかと思います。

プロフィール

ガンプラ先生とシスター。

ガンプラ先生

「好き・得意」と「苦手」が矛盾しているぞ!

シスター

このキャラはこの漫画ではいなきゃいけないし、そこそこ重要な役割を持たされていると思うんですけどね。
嘘が嫌いという設定は意外。この後生きてくるのかな?

作者後書

なんというか…。たぶんこの作者の才能は長編でなければ発現しなかったように思えます。それに短編では評価しようが無いと思う。

次号予告

4月か…。アニメ化直後だな。たぶん。人気投票一色の予告。ナギの泣き笑いは切なくもありかわいくもあった。

表紙裏

神様ぬか喜びor空元気。

裏表紙裏

王道(笑)。こうなってヒナが自分の心に気づいたら悲しすぎる。

背表紙裏

知識としては最近知った。

中扉

ま た 、 中 扉 か !
雪路可愛いよ(ry。相変わらず重い中扉を書くなぁ。


ここから本編感想。

1話(97話)「MIND EDUCATION」

この話のヒナギクさんはほんとかわいいです。それと最終ページの異質さがね。目立つ。この時のバックステージでは次の話のサブタイトルを予告していました。
2006/9/27 第97話 宝具「木刀正宗」の秘密
2006/9/28 97話感想二日目 表情がころころ変わる女の子はかわいい

2話(98話)「THE HEADY FEELING OF FREEDOM」

読み返してみたけれど…。言葉がない…。この話をシリアス一辺倒にしていないというのはどういうことなのか?こうやって読み返してみると見開きより13ページ目の方が来ますね。14ページ目の後が「それからX年…」みたいな感じでまとめに入ってもおかしくない(笑)。ヒナギクさんのファンにとっては微妙な一話かも。この話で終わればこの漫画の主人公、あるいはメインヒロインはヒナギクさんです。でもそうではない。そうではないからこれからも作中でヒナギクさんに出会えるんです。
追記:
何度か読み返してわかった。98話は変だ。この話が変と言うよりもこれで感動する俺が変。この話、ヒナギクさんにとっては16才になるという節目で自分の心に素直になるという人生の一大事を迎えたといってもいい状況なのですが、ハヤテ君にとっては自分の問題を解決した後の日常なんですよ。何の抵抗もなくプレゼントを渡し、何の抵抗もなくヒナギクさんをテラスに連れ出し、ヒナギクさんが怖がるから肩を抱いて手を握っている。それだけのこと。ハヤテ君にとっては今の状況を受け入れるのが普通。ヒナギクさんが自分にとっては普通のことに気づいてないのかなと思っただけ。主人公とヒロインの両方が人生の節目を迎えるめぞん一刻スト2話とは全然違う。なのに「同等」などと思ったのはなぜなんだろう?不思議だ…。説明できない。
2006/10/4 第98話 伏線だらけの最終回
2006/10/5 98話感想二日目 やっぱりこの話は最終回だったと思う

3話(99話)「サキさんのヤボ用(戦国群雄伝)」

カオス!!!
これが『ハヤテのごとく!』だ!!!!!!
98話の次にこんな話を持ってくるとは。この話かなり好きです。ワタルくんの物語というかサキさんの物語というか先週までの展開と見比べると異質すぎる。この異質な物が混じり合った作品世界が『ハヤテのごとく!』だ!
続けて読むとインパクトありますねぇ。
2006/10/11 99話 終電乗り換え案内の結果は意外だった
2006/10/12 99話 感想二日目 ご好評につき締め切り延長!

4話(100話)「祝★100話!でも本当は99週目。なぜなら1週目が2話同時掲載で…」

この話は99話と反対だな。サンデーで読んだ時の方がインパクトがあった。続けて読むと違和感がない。それとも俺の頭はもう駄目になってしまったのでしょうか?(笑)。作中作に意味を持たせているということが作者から明かされた話です。伊澄の漫画は天才的だと思いますよ。ナギに同意。ただ天才は一般人から見ると理解不能です(笑)。にしても、ファーザー…。よもやこんなところで再会するとは思ってなかったよ。
2006/10/18 100話でデストロイ
2006/10/19 100話 感想二日目 ファーザーが本物だった件

5話(101話)「あなたには功夫が足りないわ(ハァト)」

このサイト、「天然ジゴロ」「天然悪女」どちらでググってもトップ表示です。なんなんだいったい。
マリアさんと西沢さん出会いのお話です。10巻で西沢さんが登場するのはここだけなのか…。
マリアさん、お嬢さまの好きな人を誘惑してはいけませんよ!。
2006/10/25 101話 天然ジゴロと天然悪女
2006/10/26 101話 感想二日目

6話(102話)「そりゃアムロには帰れる場所があったでしょうけど…」

この話の注目は扉絵だと思うんですけどね。このナギは変。スケボー持って絆創膏貼って、あまつさえ、そう、あまつさえ、胸が微妙に膨らんでいる!!ナギたんナイチチではない!!!
2006/11/1 102話 それぞれの居場所
2006/11/2 102話 感想二日目

7話(103話)「かつて蛍ちゃんは言った。誰かを利用する人は自分も誰かに利用されると…」

そしてこの話では卓球のサーブさえできないナギが描かれています。やっぱり102話のナギはおかしいよ。
13号は今後も登場予定らしいですがどういう役割があるのかまるで見えていません。そしてこの話の咲夜はかわいいです。
しかし、それらを全て吹っ飛ばす破壊力…。

いえいえ。お気になさらずだニャン。

………。未だにスレ二つニャンすれににゃってるニャン。マリアさんはやっぱりすごいニャン。
2006/11/8 103話 人払いの理由はにゃに? ニャン
2006/11/9 103話 感想2日目 ニャン

8話(104話)「あなたのチューブで号泣スッキリ!」ニャン

久しぶりに生徒会三人娘とヒナギクが出てきたニャン。ハヤテは女の子たちのオモチャにされているニャン。ちょっとうらやましいけれどリアルではあんまり体験したくないニャン。特に時計塔から落ちるのは嫌だニャン。
2006/11/15 104話 同級生 ニャン
2006/11/16 104話 感想二日目 道志温泉 ニャン

9話(105話)「同情するなら金をくれ あとPS3XBOX360もセットでくれ」ニャン

畑先生はXBOX360は買ったらしいニャン。それはともかくこの4人が集まると漫画らしくなっていいニャン。強すぎる人たちがつまらないことで争っているのは見ていて面白いニャン。恋心を利用されているヒナギクさんはかわいそうだニャン。ハヤテは天然ジゴロだニャン。
2006/11/22 105話 ハヤテは不幸も一枚上手 ニャン
2006/11/23 105話 感想二日目 ニャン

10話(106話)「シスプリグッズに費やしたお金で車が買えたかもな」ニャン

ハヤテも含めて全員に犯罪者のオーラを感じるニャン。ハヤテはもともと誘拐未遂犯だニャン。ヒムロとシスターはすごいニャン。
ヒナギクはおいしいところを持っていったニャン。この話で初めて妹的な一面を見せたニャン。何のかんの言って姉を慕っているんだニャン。ファンがまた増えたんだと思うニャン。
そういえばヒナギク様をみてるっ!?どっちのヒナギク様の締め切りが昨日だったニャン。姉と妹どっちのヒナギクが人気あるのか気になるニャン。
2006/11/29 106話 ついに警察が介入! ニャン
2006/11/30 106話 感想二日目 ニャン

11話(107話)「たった一人の戦争」ニャン

この話の扉絵のナギは今のナギニャン。違和感が無いニャン。とにかくナギが可愛いニャン。自分の付けたタイトル微妙にエロい様な気がするニャン。反省するニャン。
2006/12/6 健全な10代女子はこんな事するのかと思った107話 ニャン
2006/12/7 107話 感想二日目 雪見温泉 ニャン


ニャンを付けると疲れるニャン。出来心で始めて後悔しているニャン。でも引っ込みつかないから最後までニャン付けるニャン。10巻は98話だけが目立つんじゃないかと思ったけどそんなこともなかったニャン。
そういえばこの日記知り合いも読んでいるニャン。これを読まれちゃうかも知れないんだニャン。ネタをネタと見抜いてほしいニャン。間違ってもおっさんがネコミミつけてこれを書いている姿を想像してはいけないニャン。夜うなされるかも知れないニャン。
しまったニャン。自分がうなされそうニャン。




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