東京の貨物駅

お金を払って常磐線特別快速に乗ってふと思った。
常磐線は貨物線に寄生している。
常磐特快は北千住、南千住、三河島を追加します。そうすると線形の悪さがよくわかります。
三河島〜日暮里のR300は有名。由来も有名。もともと常磐線の起点は田端で、旅客列車を上野に入れるために後付で作った短絡線なんですよね。
もう一カ所問題の場所があった。南千住駅南側。意外ときついカーブ。スピードが思いっきりおちました。普段は停車前か発車直後だから気にならないけれど特快だと気になる。
何でそんなところにカーブがあるのか?まるで、田端から隅田川貨物駅へ行く路線が本線扱いに見える。


同じような例は近鉄南大阪線にありますね。道明寺〜古市の不自然なこと!


地図をあらためて見直すと常磐線の上野から南千住は無駄に迂回をしている。日比谷線は最短距離を走っているのに…。古くから町だったから通せなかったのかな?


そうそう、話が飛んでますよね。貨物駅の話。でもその前にもう一つ。
特快が思い切っているところはただ一点、北千住を通過することです。北千住って不思議なターミナルです。頭の中で路線図を思い浮かべてみたんですが、駅だけ見て同じような機能を持っているところは赤羽、大宮、横浜くらいしか思いつかない。一番似ているのは横浜かな。都心方面から複数の路線がやってきて組み替えをして郊外へ延びていく。そういう意味では横浜はそこ自体が都心でもあるからちょっと違うんですよね。山手線の各駅はそういう機能を持っていますけれど組み替えって言うより乗り継ぎっていうイメージの方が強い。横浜もそんな感じ。
北千住って不思議なところ。川と川に挟まれた島のさらに極端に狭いところに商店が密集している。


さて、貨物のお話。
隅田川貨物駅って東京では数少ない現役の貨物駅です。なんで廃止して再開発とかされないのかな?と思った。汐留みたいにさぁ。
でも、よく考えたら南の汐留に対応する貨物駅は隅田川ではなかった。秋葉原だったんですよ。隅田川が対応するのは東京(タ)。大井の新幹線車両基地に隣接しているところです。隅田川貨物駅はたぶん当分安泰です。常磐線松戸方面からの連絡線をTXの工事がらみで一度撤去したのに復旧させたくらいだからなぁ。
隅田川より外の貨物駅となると越谷(タ)になってしまう。東京に貨物を運ぶには遠すぎるのか。南でそれに対応するのは梶が谷(タ)と考えればいいのかな?南は横浜川崎っていう大都市があってそれに対応する横浜羽沢とかの貨物駅もあるからかなり事情はちがいますね。
最後まで都心にあった貨物駅は飯田町っていう認識であっているのだろうか?紙専門貨物駅。飯田橋から飯田町にはいるところにあったカーブ途中の分岐機はなかなか萌えるものがあった。


完全にリミッターはずれた記事になってますねぇ。読み返すとめちゃくちゃ。でもこれでいいや(笑)。