一般人が作るニュースサイト

市民参加型ニュースサイトは経営難も「武士の商法」でやりくり
そもそも市民参加型とか生活者の視点とか言われた時点でうさんくささを感じてしまう俺がいます。俺自身はそういうサイト全然読まないですし、絶対書きたくありません。とはいってもああいうところの記者と俺は根本的に同類です。自己顕示欲が無ければ自分であることがわかるような状況で何か書いたりはしないはず。
本当の一般人の意見はそういう意欲を持たない人たちの意見。飲み屋での友だち同士の雑談なんかが一番いい例だと思います。俺だって飲み屋ではめちゃくちゃなこと言ってますけれどそれはここには書けない。つまり、ここに書いていることは一般人が生で思っていることではないということ。どうしても一言いいたくなったら迷わず2ちゃんに行きますね(笑)。本当の意味で一般人の生の意見が集まっているのは2ちゃんねるのような気がしてなりません。


とはいっても、マスメディア以外のある程度管理されたところでまとまった記事が読みたいというニーズも多分あるんだと思います。だからそういうサイトがあるんでしょう。


だったらと思いちょっと考えてみた。

  • 記者は登録制。実名。
  • 記者は任期制、定員制、連続して任命されることはない
  • 記事はブログ形式。内容ではなく文章として適切ではないと思われる記事は管理者が削除権限を持つ。ただし、誤解を防ぐために削除理由は明記する。
  • 管理者はヘッドラインの編集権を持つ
  • ヘッドラインからリンクされた記事については管理者が責任を持つ
  • ヘッドラインからリンクされていない記事については記者が責任を持つ
  • コメント、トラックバックは各記者が必要性を判断して個別に導入可能とする



個人ニュースサイトと同じような仕組みをクローズなエリアでやるってこと。管理者がいいと思った記事はヘッドラインに載って多くの人に読まれるし、記者個人のファンがいればその人の書いた記事を横断的に読める。
定員制、任期制なのは多分記事収集がものすごくつらいだろうから。ビジネスとして軌道に乗ったら体制を整えて増やすことはできるけれど自己登録制は無理でしょうね。


問題はこれがビジネスになるかということ。結局広告収入に頼るしかないからつらいよなぁ…。他に収益を上げる仕掛けはないものか。記者を有料登録にするとどうしても自分の意見を人に強制したい人が自然に選別されちゃいそうだしね。


何となく思いついたので書いてみました。