ヤマグチノボル著『タバサの冒険2』

面白いです。面白いですけれどね。物足りない…。
話としてはなかなか興味深いです。ゼロの使い魔本編ではなかなか重要な登場人物は死なないし、直接手を下して人を殺すこともないですけれど、外伝の方ではタバサは手を汚している。ふーん…。と思いましたね。
でも物足りないんですよ。それはなぜか?




ゼロの使い魔』という作品世界の中で、俺にとってはルイズは絶対的な存在だからですね。


ああいうヒロインらしいヒロインっていうのは本当にいいね。別に他の作品を揶揄するわけじゃないけれど、メインヒロインが誰だかさっぱりわからないのもあるじゃないですか(笑)。ルイズは誰が見てもヒロイン。王道。他の登場人物が生きるのも彼女がいるからですよ。
ゼロの使い魔』が展開するハルケギニアの世界の話ではやっぱりルイズが出ないと物足りないなぁ。
この本を読んで改めてそう思った俺でした。


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