自分がソースになってしまうという感覚

わたら瀬川の泉 このブログをつけるきっかけとなったもの。
一次情報と二次情報という考え方があります。一次情報ってのは現場で自分が入手した情報で二次情報って言うのは人づてで聞いた情報です。前に書きましたがネットでは二次情報の方が一次情報よりも圧倒的に優位です。なぜか?一次情報は極めて広い範囲に分散していて、意識していない人の目にめったに触れないから。
参考記事 一次情報<<二次情報。悲しいけれどそれはネットでの現実
この日記は一次情報と二次情報がごちゃまぜになっています。代表的な二次情報は運転免許です。既存のサイトへのリンクをまとめただけです。まとめたサイトが他に無いから安定して人が読みに来ているだけで誰でも書こうと思えば書けます。逆に代表的な一次情報としてあげられるのは読書感想文、中でもハヤテのごとく!感想ですね。元ネタはあってもそれを脳内で解釈してあくまでも自分で理解したことを書いています。


自分が書いたことに他の人が感想を持ってくれたり、ありえないことに影響を受けてくれたりするのはかなりうれしいことです。こういう方向性でこういう状況になるとは日記を書き始めた頃には全く思ってもいませんでした。
しかし、うれしいと同時に怖さも感じています。さっきも書いたように、ここの読書感想文系の文章のソースは私の脳内なんですよ。注意深く読んでいらっしゃる方はとうの昔に知っていると思いますが、誤りも多い、思いこみも多い、偏った考え方も多いわけです。


ハヤテのごとく!に限定して書くと、書き始めたきっかけは「他に自分と同じようなことを書いている人がいなかったから」です。特に著名とされる人に同じようなことを書いている人がいなかったから。それが私には理解できなかった。こんなに変な漫画なのに何で誰も騒いでいないのだろうか?と。騒ぎになっていないからには、その変なところを自分で見いだすことができればもしかしたら最初に気づいた人になれるかも知れないみたいな功名心もありましたが、そもそも他に似たようなことを書いている人がいればこのサイトの感想はそこへのリンクを一発張って終わっていたと思いますね。
今思うとそっちの方が遙かに楽だったわけですが…。なにも苦労して一次情報を作る必要はなかったんですよ。リンクを張るだけの二次情報を書けば良かったんですよね。一次情報がなかったからしょうがなく自分で一次情報を作っただけです。


あれからもう2年以上経ったけれど、今でもまだ騒ぎにはなっていません。見誤っているのかなぁとも思いますけれど、せっかくここまで来たので物語が終わるまで見届けてから敗北宣言をしてもいいのかなと思っています(笑)。