桂ヒナギク16才 ネタキャラへの道

桂ヒナギク、16才。完全無欠の生徒会長。男子生徒の憧れの的…。
なのに、優しく笑うと怒っていると思われるっていったい…


ハヤテのごとく!には既に強烈なネタキャラがいます。言うまでもなくマリアさんです。作中登場人物からいじられ、作者からいじられ、ファンからもいじられる。そんなかわいそうな役回り。
ヒナはそんなマリアさんとは住んでいる世界が違う。そんな風に思っていた時代が俺にもありました。しかし、今週の話を読むと、作中人物からは「ネタキャラ」としていじられちゃっているんですよね。すっかりお姉さんキャラになっちゃった西沢さんとは大違いですよ。
ヒナギクさんは東宮君からみれば今でもネタキャラではないでしょう。しかし、特に生徒会3人娘は完全にネタキャラとして扱っています。ヒナをネタキャラにするためにあの3人が用意されているのかも知れナイトすら思いました。
今週のヒナギクさんを見て、当初予定ではメインヒロインだったにもかかわらず宇宙人の鬼っ子にその座を奪われたあげくに机投げの特技やら怪力属性やらを手に入れた三宅しのぶを思い出してしまいました。


当たるかどうかはともかく、来週の展開が何となく読めるんですよね。好きな人とデートしているはずなのに優しく笑うとなぜか必要以上に気を遣われて最後はマジ切れしちゃうんじゃないかな?で、さらに嫌われたと思いこまれると(w。ハムの初デートとは大違いですよ。そうなるかどうかはともかくとして、今のヒナは絶対にハヤテに告白しないから、この誤解はこのタイミングでは解けないと思っています。しかし、予想の斜め遙か上空を行くのがこの漫画なので予断は許されません。


そんなヒナギクさんですが、いつまでもいじられ役に甘んじるとは思えないです。だって、逆にですよ、4巻初登場時、あるいは7巻から*1ヒナ祭り祭りに至るラブコメ展開の時、ヒナギクさんがこんな扱いされるキャラになるなんて想像できましたか?それと同じで実時間で1年後、2年後には、今とは全く違う属性を備えたキャラになっているのかも知れません。
なんせ、『ハヤテのごとく!』には、ネタキャラとして扱われているのにもかかわらずメインヒロインが約束されているマリアさんがいるくらいですから…

*1:私はバレンタイン話はハムメインと見せかけたヒナメインだと思っているので…