萌えとギャグって実は同じなんじゃないか?

先日、漫画喫茶で『らき☆すた』とやらの原作を読んでみました。1巻の途中で時間切れになったんで続きはまた読みますが、ああ、こんな感じの漫画だったんだなぁと思いました。
ずいぶん前に萌え4コマの発祥的に扱われているという噂の『あずまんが大王』は読んでみました。萌えるか萌えないかはともかく、独特のギャグセンスにすっかりやられました。


そして、一昨日、企画記事を書こうとしてやっとわかったんですよ。萌えと4コマって相性がいい理由。っていうか、萌えとギャグって実は同じなんじゃ無かろうかと思ったんですよね。


萌えについてはイマイチよくわかってないけれど、基本的には絵や状況を見て萌えているみたいです。外見だったり、仕草だったり、行動だったり、正確だったり…。そのキャラの属性に萌えているんじゃ無かろうかと。
ギャグについて考えてみると、実は同じなんですよね。それぞれのキャラが属性というか役割を持っていて、そのお約束的なところで笑いが出てくる。わかりやすいのは『さよなら絶望先生』。登場人物たちの役割分担がはっきりしています。
登場人物たちは常にその属性の制約の中で動くとは限らない。でも、その属性から外れたことをした場合に、それはそれで萌えや笑いの対象になるんですよ。そこも同じ。




つまり、萌えとギャグは根幹部分に「属性」が存在するという意味で、同じことなんじゃないかと思い至りました。


らき☆すた (1) (単行本コミックス)

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あずまんが大王 (1) (Dengeki comics EX)

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さよなら絶望先生(13) (講談社コミックス)

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