ハヤテのごとく!187話感想2日目
バックステージ
※ナギ注意
複製原画、欲しい。でも行かない。高くてもどうせ初日になくなるんじゃないかなぁ。だったら仕事だからどうせ行けない。
そだ。BSのこと書く前に昨日書き忘れたことを書く。
ロイヤル・ガーデンにアーたんももう入れなくなって、どうやらそこにもう一度行く必要があるという話なので、ある登場人物に重要な役割が割り振られていることになったっぽいですね。もともと畑健二郎さんはそうおっしゃってましたが、いったいどういう役割かがわからなかった。たぶんこれでしょう。
そのキャラは、鷺ノ宮伊澄。
たぶん彼女の力がないと、門は開かない。
昨日
時間以外に物語の終了条件になりそうな物が出てきた
って書いたんですが、これって終了条件になるのかな?直感的になるなぁと思ったんですが……。アーたん、または帝がロイヤル・ガーデンに行く。ハヤテはその中で重要な役割を果たす。んで、ハヤテはそれでどうなるの?アーたんとハッピーエンド??
それっておかしくね??
いちおう仮にも主人公なんだからねぇ。それにヒロインは結局アテネじゃなくてナギとマリアさんにしたんだから。
それと、ハヤテがアーたんに言いたい二つのこと。一つはわびる言葉でしょうけれど、もう一つは指輪の件かなぁと思った。実はあの指輪ハヤテが取り戻して今持っていたりするのではないかと。でも、そんな伏線なかったよねぇ。もし持っていたらこの作者のことだ、必ずどこかでそれとなく書いていると思うんだ。
じゃぁ、BSを読んでの感想。
ちょっと長いけど引用させてもらいましょう。
このシリーズをやるにあたって、正直、相当悩んだし、
読者にどう受け入れられるのかも不安だったので
一時はやらないでおこうかとも思ったわけです。しかしもうすぐこの漫画も始まって丸四年。
やはり長くやったからと言って
挑戦することをやめては先に進めないと思い
このシリーズを始める事にしました。それが正解かどうかは分かりません。
読者の皆様にはどう映ったでしょうか?
いえね。畑健二郎さん本人がこれをやりたいと思うのは当然だろうし理解できるんですよ。でも、返す返すも驚かされるのは、これをやることをサンデー編集部が許したって事です。結局10週にも渡って過去の話をやりました。アニメ2期が決まっているというのによくOKでたなぁ。
と言いつつも、BS Vol.49を表に出した時点でサンデー編集部も腹くくったとも思っているんですよね。
アテネ(成体)って(w。なるほど。16才のアテネがどういうキャラなのかはまだわからないなぁ。二人で同じ夢をみていたのか。で、その夢は夢の部分はあるかも知れないけれど二人が経験したことをなぞっているのか。アテネはこの後何かがあってロイヤル・ガーデンから出ることに、もしかすると「追放」と言った方がいいのかもしれない、なるのでしょうかね。
ハヤテ兄はあの時点で高校生。ってことは雪路と同じ世代かな?ヒナギクさんと似たような境遇なのね。
最後にもう一カ所引用
僕は基本的に漫画を描く時、それが自分の人生最後の作品だと思って常に描いています。
なんと言うことはない言葉ですが、この言葉にはこの漫画、この作者の持つ特徴が非常によく現れています。
少なくとも畑健二郎さん最初の長編連載漫画である『ハヤテのごとく!』という作品は、作者が考えた物、そのすべてを受け入れられるようにできています。それが「スーパーハイブリッド」の力。どんな物でもその物語の枠組みに取り込めてしまう。しかも、取り込んだ物を消化し利用してしまう。何度も例に出していますが「コナンサンタ」がわかりやすいでしょうね。あんなことできる漫画、いや、漫画に限定しちゃいけないな、創作物はめったにないです。私の記憶ではこういう使い方をするってのは初めてなんですよね。
言及したので関連記事2つだけ貼っておきましょう。今日はこれでお終い。
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