確定申告と納税にまつわる5つの誤解

ってな記事を見かけて、ちょっと気になったので検索してみたら、どうも俺が知っている実際とは違うことを案内しているサイトもあるようなので書いてみます。


俺は税金には素人。めんどくさいと思っている。めんどうだけれどやらなきゃならんのでフリーのプログラマーしてたころには毎年確定申告書いてましたよ。
確定申告ってやってみると「なーんだ、こんなもんかぁ」って感じなんだけれど、最初にやった時はわからないことばかりで苦労しました。
とはいえ、書き方とかは本を読んだ方が絶対わかりやすいので俺は案内しません。間違ってるかも知れないからね。今日は、俺がサラリーマン時代に誤解していたこととか、ネットでもたまに目にするありがちな誤解を挙げてみます。

1.確定申告するような人は飲み食いしても経費で落とせていいなぁ

経費は会社から出ません。持ち出しです。税金分だけ儲かるだけです。でもそれが税務署から妥当とみなされなければ痛い目に合います。当たり前のことなんですが俺は恐ろしいことに自分で経費立てる要になるまでは気づいてませんでした(笑)。こんな誤解してるのはおれだけかもね(笑)。

2.確定申告なんて面倒

そんなことはないです。領収書類がちゃんととってあれば1日有ればできます。青色はいろいろ書類があってかなり面倒ですが、白色はぶっちゃけ自己申告で経費やら収入やらを証明する書類、領収書とかね、は「申告時」には必要ないです。後から「出せ」って言われることは有るらしいですが、俺の場合は一度もなかったです。まだわからんけどね。あれって何年かしてからくることもあるらしいから。

3.給料をもらっていると経費なんて申告できない

嘘。申告はできます。申告が通るかどうかはわからないだけです。上にも書いたように申告書は出すだけです。書式以外のチェックはされません。内容のチェックは後からやってくれます。その時、変だ!って事になって税務調査が入る可能性はあります。

4.サラリーマンは靴もスーツも自前なんだぞ!お前ら!恵まれすぎ!!

給与所得控除の恐ろしさを知らない時期が私にもありました。給与所得控除まで経費を乗っけるのはなかなか大変です。実際にやってみればわかります。まぁプログラマーなんて業種は経費がそもそも立ちづらいからですけれどねぇ。

自分で経費立てて確定申告してみないと実感湧かないかも知れないけど、これ、すごい額なんです。たとえば年収500万円だとすると、154万円が経費として認められています。しかも年収が上がると自動的に控除額も上がります。自分で経費を立てているとそんなうまい具合には行きません。

5.この収入をもらっちゃうと税率が上がるからやめとこう

もったいない。累進課税とはいえ、例えば収入が330万を越えたら、越えた部分の税率が上がるだけです。よくある誤解で、330万以下まで同じ税率になっちゃうってのがあるけれどそんなことはないです。

計算しやすいようにわかりづらい書き方になっていますが、まぁ計算してみて下さい。上で書いたような感じになっていますから。
むろん、本当にもらったお金を収入として立てなければその分税金は減りますがばれたら当然アウトですね。


ネットで儲かるようになって確定申告をするのが夢です。まず無理だとは思う。その時はPCとか電気代とかも業務家庭配分をして少し経費に乗っけたいですねぇ。あっ、雑所得だとそれできないのかな?いや、経費は認められているからできると思うんだけれどなぁ。



最後にもう一度。俺は素人ですからね。信用しないで下さいね。俺の場合はこうだったってだけの話なんでね。




今まで間違ってたって突っ込まれたらどうしよう。ガクブル……。
今はタックスアンサーなんていう便利なサイトもあるしねぇ。
この記事はメイン記事に格上げして2月にもう一度アップロードしようと思っています。